株式会社三社電機製作所(本社:大阪市)はこのたび、太陽光発電(PV)・蓄電池・燃料電池・水電解システムなどの用途に1台で対応可能な「マルチユース双方向DC/DCコンバーター」を開発しました。 近年、脱炭素化の進展に伴い、太陽光発電や蓄電池、水電解、燃料電池など、さまざまな直流の電源・設備の導入が拡大しています。一方、用途ごとに異なる電源機器が必要となることで、設備ごとの設計や機器選定、調達、保守が複雑になることが課題となっています。今回開発した製品は、こうした課題を解決するため、さまざまな用途に共通して使用することが可能です。
本製品は、単体で250kWの出力を有し、最大1MW(250kW×4並列)まで柔軟にシステムを構築できます。また、モジュール構成を採用することで、万一、一部のモジュールに故障が発生した場合でも、他のモジュールによる運転継続を可能とし、設備停止による影響を最小限に抑えます。さらに、故障したモジュールを交換することで、保守作業の簡略化と迅速な復旧にも貢献します。
主要指標 — KEY FIGURES
今後、世界的な電力需要の拡大や脱炭素化を背景に、既存の電力系統に加え、太陽光発電、蓄電池、燃料電池、水電解など、多様な直流の電源・設備を組み合わせて活用する機会が増えることが見込まれます。今回開発した製品によって、これらを共通のDC/DCコンバーターで接続・制御し、さらにモジュール化・並列化することで、設備導入時の設計・調達の負担軽減から、導入後の安定稼働・保守、将来の設備拡張まで、設備のライフサイクル全体にわたる効率化にも貢献します。
【特長】
モジュール構成により、安定稼働と迅速な復旧を実現
・一部のモジュールに故障が発生した場合でも、他のモジュールによる運転継続が可能
・故障したモジュールを取り外して交換できるため、保守作業を簡略化し、設備停止による影響と復旧時間を低減
さまざまな直流の電源・設備に1台で対応
・太陽光発電、蓄電池、燃料電池、水電解システムなど、用途に応じて出荷時設定で最適化
・用途ごとのDC/DCコンバーター手配が不要となり、機器共通化により設計・調達の負担軽減
250kWからメガワット級まで柔軟に拡張
・250kWのモジュールを最大4台並列運転することで、メガワット級のシステムを構築可能
・必要な設備容量に応じたシステム構成や、将来の設備増設、冗長構成など、設備計画の変化に柔軟に対応
【期待される効果】
導入時:機器の共通化による設備設計・機器選定・調達の負担軽減
運用・保守時:モジュール構成による安定稼働と保守・復旧時間の短縮
将来:設備容量や用途の変化に応じた柔軟な増設・システム拡張
【用途】
太陽光発電
蓄電池システム
燃料電池システム(出力電圧変動吸収、負荷追従、ハイブリッド化)
水電解装置(定電流制御、電圧変換、再エネ変動追従)
上記を組み合わせたDCマイクログリッド
【製品概要】
FCA150AC120
当社製品SiC MOSFETモジュールを使用
【受注開始日】
2026年10月から受注開始
【販売価格・納期】
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【三社電機製作所について】
1933年に開発した映写機用電源以来長きにわたり、「パワー半導体」と「電源機器」メーカーとして事業を展開。2023年にはパーパス「パワーエレクトロニクスと創造力で、社会を前進させる。」を掲げ、そのパーパスのもとに研究・開発を行い、高性能、高品質な製品の創造に努めております。さらに詳しい情報は当社ウェブサイト > をご覧ください。
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