牛用グッズブランド「USIMO」を手がける株式会社オオツキ(兵庫県丹波市、代表取締役社長:大槻祥三)は、親牛・仔牛の刺しバエ対策として、牛をシマウマ柄にする「モーっとしま牛コート」の数量限定・直販限定でのテスト販売を開始する。
近年、牛をシマウマ柄にすることの「虫除け効果」が注目されている。国内外の研究や実験によると、主に以下の効果が報告されている。
1. **虫除け効果**: シマウマの縞模様は、アブやサシバエなど害虫の視覚を混乱させ、着地を困難にしたり、距離感を狂わせたりする効果があるとされる。牛に白黒の縞模様を塗布した実験では、虫の付着数が減少したという研究結果もある。 2. **ストレス軽減**: 虫の付着が減ることで、牛が尾を振ったり足踏みしたりするイライラ行動が減少し、ストレス軽減につながる可能性がある。
「モーっとしま牛コート」は、岡山県農林水産総合センター畜産研究所との共同研究商品である。
夏場の畜産現場では、アブ、サシバエ、ヌカカ、蚊などの吸血昆虫による被害が大きな課題となっている。これらの害虫は牛に強い痛みや不快感を与え、採食量の低下や休息不足を引き起こし、結果として肉牛の増体成績の悪化や乳牛の乳量低下といった生産性への悪影響を及ぼす。さらに、暑熱ストレスと重なることで体力を消耗させ、感染症を媒介するリスクも高まる。
こうした背景から、同社は防寒コート開発のノウハウを活かし、同研究所と共同で吸血昆虫から牛を守る製品開発を進めてきた。
同社は「USIMO全国キャラバン」と題し、全国の畜産市場を巡る活動を行っている。昨夏のキャラバンで得た多くの畜産農家からの声を反映し、本製品が完成した。新商品発売を記念し、今夏もキャラバンを実施し、製品を直接確かめる機会を提供する。
**USIMOブランドについて** 2019年、作業服の納品先である畜産農家からの要望を受け、仔牛用の防寒グッズを開発・販売するプロジェクトとして「USIMO」は発足した。これまでに電熱線入りネックウォーマーや高機能素材の防寒コート、接触冷感ネッククーラーなどを開発。昨年からは動物全般の暑熱対策商品の開発にも取り組んでいる。
**株式会社オオツキについて** 1962年に作業服店として設立。現在は兵庫・京都で合計15の直営店を運営している。USIMOプロジェクトでは、北海道から沖縄まで畜産農家の現場に赴き、常に製品の改良を行っている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 関連組織:岡山県農林水産総合センター畜産研究所
- 製品・サービス:モーっとしま牛コート / USIMO