株式会社ABABA(本社:東京都渋谷区、代表取締役:久保駿貴・中井達也)は、2027年3月卒業予定の就活生356名を対象に、「5月病時期の就活生のリアル」に関する調査を実施しました。本調査では、選考の早期化に伴いGW中から不調に陥る実態を『就活5月病』、6月1日の選考解禁を機にストレスが深刻化する危機を『就活6月病』と独自に定義。一見順調に見える市場の数値だけでは捉えきれない、内定の有無に関わらず全就活生が抱える慢性的な焦燥感や本音について、調査結果を公表します。
【調査結果の要約】 1.就活生の半数近く(47.2%)がメンタル不調。内定なし層の6割、内定保有層でも4割超が『就活5月病』に直面 全体で47.2%(168人)が不眠などのメンタル不調を自覚していることが判明しました。内定なし層では6割以上(63.5%・61人)が症状を訴える過酷な実態が浮き彫りとなった一方、世間一般で安心・順調と認識されがちな内定保有層(260人)に絞っても、4割超(41.2%・107人)が集中力低下・不眠など何らかのメンタル症状を自覚しており、『就活5月病』は内定保有層にも等しく直面していることが判明。さらにGW中も内定保有層の約4割(39.2%・102人)が休めず焦りを募らせており、内定の有無に関わらず、「活動を継続しなければならない」という終わりの見えないプレッシャーや焦燥感が、多くの就活生の心を等しく疲弊させている実態が窺える結果となりました。
2.3人に2人(67.1%)が抱える「就職失敗=人生終わり」と感じる心理的重圧 全体の67.1%(239人)が「就職に失敗したら自分の人生は終わりだ」と常に、またはたまに感じると回答。42.4%(151人)が「転職前提のキャリア」を視野に入れつつも、72.2%(257人)が「新卒で入る会社で人生が決まる(重要である)」と答えており、「新卒の就活は失敗できない」という重圧が就活生を追い詰めています。
3.不誠実な選考は、21.1%の就活生の選考途中辞退を招き、企業の採用ロスに直結 就活生の90.5%(322人)が就活において自身の「心の平穏や納得感」を保つことを重視する一方、62.6%(223人)がサイレントお祈り(38.2%)や圧迫面接(27.5%)などの不誠実な選考を経験している実態が明らかになりました。さらに「メンタルを削る選考への対応」を分析したところ、21.1%(75人)が「選考を辞退・途中放棄する」を選択。企業側の不誠実な対応が、就活生の途中辞退を招き、内定辞退率の悪化や採用コストの無駄といった、致命的な採用ロスに直結している構造が浮き彫りとなりました。
4.約3割(28.4%)が「多様性への配慮不足」に違和感 選考に限らず、面談や社員交流の場を含めたすべての接触機会において、28.4%(101人)の就活生が何かしらの違和感を覚えたと回答。具体的には、「男尊女卑などの古い価値観(17.7%)」や「同性の上司・ロールモデルの不在(11.0%)」のほか、結婚・出産に関する「ライフプランへの不適切な質問(5.9%)」「性別による役割決めつけ(5.3%)」などが挙がりました。就活生は、単なる選考の合否や進捗スピードだけでなく、企業の持つ組織風土や配慮の有無を、シビアに見極めている現状が窺えます。
5.自由記述に溢れる就活システムへの不満:32.3%が自発的に「早期化・長期化の弊害」を記述 選択肢のない自由記述において、32.3%の就活生が明示的に「早期化・長期化」への不満や限界を記述しました。「3年生の間に内定がないと遅いという風潮がおかしい」「大学の講義や研究に真面目に通っていると損をするシステムが問題」など、政府のルール(解禁日)が形骸化し、学生生活を置き去りにする早期化への悲痛な叫びが相次いでいます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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