株式会社Coadmap(本社:東京都台東区、代表取締役:牧野暉弘)は、「プロダクト組織の意思決定OS」を掲げるAI駆動プロジェクトマネジメントプラットフォーム「Coadmap(コードマップ)」の一般提供を開始します。Coadmapは、目標(顧客価値)→ 機能 → 作業 の3階層で組織の文脈を構造化し、その上にAIプロジェクトマネージャー「Yata(ヤタ)」を能動的に動かすことで、デイリースクラム準備、PRレビュー、仕様書更新、過去経緯の参照といったプロジェクト運用を自律的に支援します。
プロダクトの開発自体は以前から進めており、2025年からは一部の機能・プランをクローズドに提供。パートナー企業をはじめ上場企業を含む開発・プロダクト組織にご活用いただいています。
背景:「実装は速くなり、プロダクト組織は追いつけなくなってる」
コーディングエージェント(Devin、Claude Code、Cursor、各種AI IDE等)の普及により、エンジニア1人が1日に書けるコード量は3~10倍に達しています。一方で、プロダクト組織の現場では次のような状態が同時多発しています。
・仕様書は実装の数ヶ月前で止まったまま ・チケットは「作業」を表すだけで、「なぜやるか」が落ちている ・議事録・チャット・コードがそれぞれ別の場所に分断 ・AIに渡せるプロジェクトの文脈が存在しない
次のボトルネックは、実装の速度ではなくプロダクト組織全体のWhyに対する解像度です。これは個人の作業量や熟練度の問題ではなく、PdM・PM・エンジニア・ビジネスがそれぞれ別のツールで動いていることに起因する、設計思想レベルの構造的な課題です。
Coadmapの仮説と提供価値
「顧客価値起点で構造化された情報の上でしか、組織は本質的な意思決定を続けられない。」Coadmapはこの仮説に基づき、プロダクト組織のための意思決定OSとして設計されています。タスク管理単独ではなく、目標(顧客価値)から作業までを一気通貫で構造化し、その構造の上に能動的なAIPMを配置するアプローチを取ります。
3つの柱
【① Structure ─ 3階層モデルでプロジェクトを構造化】 「目標(顧客価値)=なぜ/機能=なに/作業=どう」という3階層で親子関係に線が繋がるため、人もAIも「なぜこれをやるか」を即座に理解できます。
【② Connection ─ プロジェクトコンテキストの統合ハブ】 Coadmap内のコラボレーションノートで、議事録・仕様書・ナレッジを一元管理。GitHub連携により、PR・コミット・Issueがプロジェクト構造に紐づき、PRマージを起点に仕様書の自動更新提案までを実行。さらにCoadmapMCP(Anthropic提唱のModel Context Protocol準拠)により、MCP標準対応のAI IDEがプロジェクトコンテキストにアクセス可能です。
【③ AIPM「Yata」 ─ 構造の上で能動的に動くAIプロジェクトマネージャー】 指示を待つチャットボットではなく、文脈から必要な行動を推論して提案・実行します。「人を置き換えない。人を、作業から解放する。」をコンセプトとします。
Yataの代表的な4シーン
【朝 08:55】スクラム準備 Yataが進捗を集約し、遅延や依存関係のリスクを抽出し、議論すべき論点を整理。
【昼 11:30】コーディングエージェント連携 Devin / Claude Codeに作業を委任。Yataがコンテキストを連携し、実装後は顧客価値の視点でレビュー。
【夕 17:30】PRマージ起点の仕様書更新 PRマージ時に、関連する機能のノートに必要な更新内容をYataが提案。
【横断 Anytime】過去経緯の即時参照 「これっていつ、こういう仕様になった?」に時系列で回答。
セキュリティ・データガバナンス
Coadmapは、お客様のデータがLLMの学習に利用されない、AI機能はオン・オフ可能、通信・データは暗号化されるという3つの設計原則で構築されています。
想定ユースケース
自社プロダクト開発、受託開発、内製化支援の3軸で効果を発揮します。 ・自社SaaS / 事業会社のプロダクト組織 ・SI / 受託開発企業 ・内製化を視野に入れる事業会社
提供形態・価格
提供形態はSaaSで、テナント定額制プランとAIクレジット制を採用。詳細は公式サイトをご参照ください。
今後の展開
・AIPM「Yata」のフィードバック学習機構の継続強化 ・ピープルマネジメント・ナレッジマネジメント機能の拡張 ・連携先AIエージェントの拡充
代表コメント(牧野暉弘 / 代表取締役)
「プロダクト組織が忙しさから解放されないのは、情報が分断され、文脈が繋がっていないからです。Coadmapは、顧客価値を起点に文脈を構造化し、AIPM『Yata』を動かすことで、組織が『作業』ではなく『意思決定』に時間を使える状態を作るためのOSです。」
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 関連組織:GitHub / Anthropic
- 製品・サービス:Coadmap / Yata