株式会社Hagakure(本社:東京都渋谷区、代表取締役:奥 雄太)が運営するWebマーケティングスクール「デジプロ」は、2026年春に社会に出た若年層100名を対象に、「キャリア観およびリスキリング意識」に関する調査を実施しました。近年、終身雇用の前提が揺らぎ、働き方やキャリア形成の多様化が進む中で、「新卒で会社に入る」という従来のキャリア観にも変化が見られています。本調査では、企業へ就職した新入社員だけでなく、フリーランスや業務委託、起業、進学など、さまざまな進路を選択した若年層を対象に、キャリアに対する不安や、企業に求める教育・研修体制について調査しました。現在の進路について調査したところ、「企業に就職した」との回答が59%にのぼり、依然として多数派であることが示されました。その一方で、「フリーランス」(4%)、「業務委託」(9%)、「起業・事業開始」(5%)を合算すると、全体の約2割19%)が“会社に入らない”という選択をしており、組織に属さないワークスタイルへの志向が一定数存在することが浮き彫りとなりました。また、「進学」(13%)や「未就職」(9%)といった回答も含め、新卒時点におけるキャリア形成が従来の枠組みを超えて多様化している実態がうかがえます。「新卒で会社に入ること」について尋ねたところ、「必須である(27%)」、および「どちらかといえば必要(45%)」との回答を合算し、全体の7割を超える72%が“新卒入社は必要”と捉えている実態が判明しました。その一方で、「必須ではない(6%)」や「どちらかといえば必要ではない(3%)」と回答する層も一定数存在しており、従来の枠組みに縛られない多様なキャリア観が醸成されつつある様子もうかがえます。「キャリアにおいて不安に感じていることは何ですか?」という質問では、「スキルが通用するか不安(41票)」が最も多い結果となりました。次いで、「どの道を選ぶべきかわからない(35票)」「将来の収入が不安定(30票)」「成長できる環境があるか不安(29票)」が続きました。AI技術の進化や働き方の変化が進む中で、将来的なキャリアや自身の市場価値に対する不安を感じている若年層が多いことがうかがえます。また、「AIに仕事が代替される不安」は20票となっており、生成AIの普及が進む中で、技術変化への意識も高まりつつあることがわかりました。「現在勤める企業において、スキル習得の機会は十分だと思いますか?」という質問に対し、「十分である(17%)」および「どちらかといえば十分(41%)」との回答が見られた一方で、「どちらかといえば不足している(27%)」と「不足している(7%)」を合算すると、全体の34%が“企業内での学習機会が不足している”と実感している実態が明らかになりました。若年層の間では、単に労働に従事するだけでなく、「成長できる環境」や「実戦的なスキルを主体的に身につけられる環境」をよりシビアに重視する傾向が強まっている様子がうかがえます。「就職先を選ぶ際、『企業の研修・教育体制』はどの程度重要だと考えますか?」という質問では、「非常に重要である(32%)」「やや重要である(44%)」を合わせ、76%が“企業の研修・教育体制を重視している”と回答しました。一方で、「あまり重要ではない(17%)」「まったく重要ではない(7%)」は少数にとどまり、企業の教育体制が就職先選びにおける重要な判断材料となっていることが明らかになりました。本調査により、新卒世代においてはキャリアの選択肢が多様化する一方で、「自身のスキルが将来通用するか」に対する不安が高まっていることが明らかになりました。また、企業に対しては“働く場所”としてだけでなく、“学び・成長できる環境”としての役割を期待する傾向も見られました。特に、就職先選びにおいて「研修・教育体制」を重視する人が約8割にのぼったことからも、企業側には、実践的な学習機会やリスキリング支援の整備が求められていることがうかがえます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:Survey Report
  • 関連組織:Hagakure Inc. / Degipro / MicroAd Taiwan
  • 原文内の日付:April 2026