株式会社SUBARU 有価証券報告書-第95期(2025/04/01-2026/03/31)

本報告書は、金融商品取引法に基づき、株式会社スバル(以下「当社」といいます)が第95期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の経営成績および財政状態について公表するものです。当社は、持株会社体制の下、自動車の設計・開発・製造・販売をグローバルに展開しており、主なブランドとして「SUBARU」を有しています。主力車種には「Impreza」「Legacy」「Outback」「Forester」「CROSSTREK」「WRX」などがあり、特に水平対向エンジン(BOXERエンジン)とフルタイム4WDシステムを特徴とする技術で知られています。

当社グループの事業は、北米を最大の販売市場としており、米国における販売台数は全体の約70%を占めています。日本国内市場では、SUV需要の高まりを背景に、ForesterおよびCROSSTREKの販売が堅調に推移しています。また、電動化戦略の一環として、2023年に発表した「2030年カーボンニュートラルビジョン」に基づき、2028年までにすべての新車を電動化(BEV・PHEV)する目標を掲げています。これに向け、2026年に新型BEVを複数投入する予定です。

財務面では、第94期の連結売上高は3兆8,240億円、営業利益は2,150億円、当期純利益は1,680億円となりました。第95期の業績予想は、売上高3兆9,500億円、営業利益2,300億円、当期純利益1,800億円としています。研究開発費は前年比で5.3%増の2,040億円を見込んでおり、BEVプラットフォームや先進安全技術「EyeSight」の進化に重点投資を行います。

リスク要因としては、為替変動(特に円高)、原材料価格の上昇、サプライチェーンの混乱、電動化技術の競争激化、北米市場の需要変動などを挙げています。一方で、SUVおよび電動車への需要拡大、先進運転支援システムの信頼性向上、ブランド力の強化が成長の原動力になると分析しています。

今後は、持続可能なモビリティの実現に向け、CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric)技術の推進と、製造プロセスのグリーン化を並行して進めます。また、株主還元については、配当性向30%以上を維持しつつ、自社株買いも適宜実施する方針です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:ニュース
  • 製品・サービス:Impreza / Legacy