能美防災株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:長谷川雅弘、資本金:133億2百万円、東証プライム市場)は、PFAS※1(有機フッ素化合物)を使用しない新たな泡消火薬剤「グローバフォーム1」を用いた特定駐車場用泡消火設備「グリーンスコール」の評価を取得し、2026年6月に販売を開始します。
従来の水成膜泡消火薬剤の製造中止やPFAS規制強化により課題となっていた屋内駐車場向け泡消火設備の維持を解決し、将来にわたり安定した供給を実現します。
能美防災株式会社はサステナビリティ経営の一環として「脱PFAS化」に取り組み、本開発に至りました。今後も自然環境や社会システムを維持すべく、より安全で持続可能な社会の創造に挑戦してまいります。
※1:有機フッ素化合物(ペルフルオロアルキル化合物およびポリフルオロアルキル化合物)の総称。自然界では分解しないため、人体などへの影響が懸念されている物質です。
開発背景
近年、PFASの環境影響に関する国際的な規制強化が進み、水成膜泡消火薬剤の製造中止や使用制限が世界的に広がっています。このような状況を受け、当社は環境負荷を最小限に抑えながら、高い消火性能を実現する代替技術の開発に取り組み、この度の製品化に至りました。
概要
- 設備名称・商品名:特定駐車場用泡消火設備・グリーンスコール - 評価番号:評消虎第49号 - 適用範囲:屋内駐車場(特定駐車場)
特長
1. 革新的な消火性能と環境・人体安全性 PFASを使用しない、人体および環境に配慮した界面活性剤を採用し、独自処方により、従来のフォームヘッドと比べて少ない放射量※2でも、水に近い噴霧特性により、水成膜泡と同等以上の優れた消火性能を実現します。※3 ※2:1㎡面積当たりの散水量 ※3:泡消火薬剤(水溶液)は、産業廃棄物として処理をする必要があります。
2. 水損被害を最小化する小水量放射 閉鎖型泡水溶液ヘッドを採用し、従来の泡消火設備のような区画一斉放射ではなく火災箇所のみを検知・放射(半径2.3m、35L/min)するため、シンプルで効率的なシステムを実現し、最大10個同時開放でも総量400L/minの小水量で排水負荷を低減、水損を最小化します。
3. 自社一貫体制による長期安定供給 薬剤から専用機器まで自社で開発・製造し、将来にわたり安定供給と迅速な保守対応を実現します。
販売開始
販売開始:2026年6月
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:グリーンスコール / グローバフォーム1