企業データとAIの利活用カンパニー、AIデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁、以下AIデータ社)は組織を知能化する「AI孔明 on IDX」において新機能「AI突合作業Loop」を活用した小売業向け「AI Retail Loop on IDX」の提供を開始しました。

本システムは、POS、会員、アプリ、EC、販促、店舗活動、在庫など、部門やシステムごとに分散したデータを、AIデータ社独自の新技術「AI突合作業™」によって横断的に結び付け、売上上位店舗の共通点、優良顧客の購買傾向、離反リスク、販促施策ごとのROI、店舗別の改善ポイントを整理・可視化します。

背景:小売業に蓄積されたデータが部門ごとに分断

主要指標 — KEY FIGURES

1万社企業
1万社以上の企業
100万人お客様
100万人以上のお客様

小売業界では、会員データ、購買データ、アプリ行動履歴、EC購買履歴、販促履歴、店舗活動データなど、多様なデータが日々蓄積されています。

一方で、これらのデータは部門やシステムごとに分散しているため、売上向上要因の分析や優良顧客の育成、販促施策の効果検証に多くの時間と工数を要しています。

特に多店舗展開を行う企業では、売上上位店舗とその他の店舗の違いを明確にし、成功要因を他店舗へ横展開することが課題となっています。

課題:売上データだけでは「なぜ売れたか」が分からない

店舗別の売上、客数、客単価などの結果データを確認するだけでは、売上の差が生まれた理由までは把握できません。

例えば、接客内容、販促施策、アプリ上の行動、顧客属性、在庫状況などを横断的に確認しなければ、売上向上要因や機会損失要因を特定することは困難です。

また、分析業務が担当者ごとの経験や個別の集計作業に依存し、成功施策の再現や標準化が進みにくいという課題もあります。

解決策:小売データを横断して分析する「AI Retail Loop on IDX」

「AI Retail Loop on IDX」は、AI孔明 on IDXを基盤とし、AIデータ社独自の「AI突合作業」により、小売企業内に分散する各種データを横断的に関連付けて分析する小売業向けAIワークフローです。

POSや会員、EC、販促、店舗活動など、部門やシステムごとに管理されるデータをAIが突合・整理することで、これまで見えなかった売上向上要因や顧客行動、販促効果を可視化し、データに基づく意思決定を支援します。

以下のようなデータを対象とします。

・POS購買履歴

・会員属性情報

・アプリ行動履歴

・EC購買履歴

・販促施策履歴

・店舗日報、接客記録

・在庫データ

これらの情報を突合し、店舗、顧客、販促施策ごとの傾向や差異を整理します。

AIが抽出・可視化する主な分析項目

AI Retail Loop on IDXでは、主に以下の項目を分析します。

・売上上位店舗の共通点

・優良顧客の購買傾向

・離反リスク顧客の兆候

・販促施策ごとのROI

・店舗別の改善ポイント

自然言語による質問にも対応し、専門的な分析スキルを持たない担当者でも、蓄積されたデータから必要な知見を確認できる環境を提供します。

業態別の活用イメージ

百貨店・ラグジュアリー

・外商顧客の購買傾向分析

・ブランド横断購買分析

・催事ごとのROI分析

化粧品メーカー

・ブランド横断の購買傾向分析

・カウンセリング履歴と購買データの分析

・リピート・LTV向上に向けた顧客分析

アパレルメーカー

・ブランド・商品別の販売傾向分析

・サイズ・カラー欠品による機会損失分析

・接客記録と購買データの分析

総合スーパー

・カテゴリー横断分析

・商圏別の販売傾向分析

・販促施策の最適化

食品スーパー

・ID-POS分析

・来店頻度向上に向けた顧客分析

・食品ロスや在庫状況の分析

ドラッグストア

・カテゴリー横断分析

・ポイント施策の効果分析

・地域特性に応じた販売傾向分析

期待される導入効果

・CRM分析業務の工数削減

・顧客LTVの向上

・販促ROIの改善

・成功施策の他店舗への横展開

・店舗オペレーションの標準化

・データに基づく経営判断の支援

部門ごとに分散していた情報を横断して確認することで、顧客理解、販促施策、店舗運営を一体的に改善します。

小売企業には、すでにPOS、会員、販促、店舗活動など、多くのデータが蓄積されています。

しかし、それぞれのデータが分断された状態では、売上向上につながった要因や、店舗ごとの改善点を十分に把握することはできません。

AI Retail Loop on IDXは、これらのデータをつなぎ、「売れた結果」だけではなく「なぜ売れたのか」を把握できる環境を提供します。

デジタル化・AI導入補助金2026対象製品「AI孔明 on IDX」

デジタル化・AI導入補助金2026対象製品として採択された「AI孔明 on IDX」の補助金申請サポートのご相談も承っております。

まとめ

AI Retail Loop on IDXは、POS、会員、アプリ、EC、販促、店舗活動などの分散データを横断的に分析し、売上向上要因と機会損失要因を可視化する小売業向けワークフローです。

AIデータ社は、百貨店・ラグジュアリー領域をはじめ、アパレル、化粧品メーカー、総合スーパー、食品スーパー、ドラッグストアなど、小売業全体への展開を進め、顧客データ活用と店舗経営の高度化を支援してまいります。

AIデータ株式会社について

名称:AIデータ株式会社 設立:2015年4月

資本金:1億円(資本準備金15億2500万円)

代表取締役社長:佐々木隆仁

所在地:東京都港区虎ノ門5-1-5 メトロシティ神谷町ビル4F

URL:https://www.aidata.co.jp/

AIデータ社は、データインフラと知財インフラを基盤に、20年以上にわたり企業や個人のデータ資産を守り、活用する事業を展開してきました。1万社以上の企業、100万人以上のお客様から信頼を得ており、データ共有、バックアップ、復旧、移行、消去を包括する「データエコシステム事業」では、BCNアワードで17年連続販売本数1位を獲得しています。

データインフラでは、IDXのクラウドデータ管理や復旧サービスを提供するとともに、経済産業大臣賞を受けたフォレンジック調査や証拠開示サービスを通じて、法務分野でも高い評価を得ています。

一方、知財インフラでは、グループ会社の特許検索・出願支援システム『Tokkyo.Ai』や特許売買を可能にするIPマーケットプレイスの構築により、知財管理と収益化を支援。これらを統合し、生成AI『AI孔明™』によるデータと知財の融合プラットフォームを展開しています。また、防衛省との連携による若手エンジニア育成にも注力し、データ管理と知財保護を通じて社会基盤の強化に貢献しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:製品リリース
  • 関連組織:AIデータ株式会社