SS&C Technologies Holdings, Inc.は2026年4月29日、企業向けエージェンティックオートメーションプラットフォーム「SS&C Blue Prism WorkHQ」の提供開始を発表した。WorkHQは、組織がエージェンティックAIを安全かつ透明性高く、エンドツーエンドのワークフロー全体で完全な制御のもとに実用化できるよう支援するために設計されている。 ニューヨークのNasdaqで開催されたライブイベントで発表されたWorkHQは、人、AIエージェント、API、デジタルワーカーを、一つのガバナンスの効いた環境で一元的にオーケストレート(連携・管理)する環境を提供する。 SS&Cは、規制の厳しい業界で大規模オペレーションを自社運営してきた経験に基づきWorkHQを開発した。現在、同社は4,000以上のデジタルワーカーと50以上のAIエージェントを活用し、世界23,000社以上の顧客を支援している。これにより、主要ワークフローの処理時間を最大95%短縮するなど、業務効率を大幅に改善している。 SS&C TechnologiesのIntelligent Automation and Analytics担当SVP and General Managerであるロブ・ストーン氏は次のように述べている。「WorkHQは、デモ用ではなく、エンタープライズ企業が抱える課題解決のために開発されました。多くのAI導入組織は、数百のシステム、レガシーインフラ、柔軟性に欠けるコンプライアンス要件といった課題に直面しています。私たちはこの現実を踏まえWorkHQを設計しました。お客様に提供する前に、大規模で複雑かつ規制の厳しい自社環境内で導入・運用・検証できたことは大きな強みです。私たち自身が『カスタマー・ゼロ』となり、WorkHQを最適化しました。」 WorkHQの特長は以下の通り: - 一元管理:AIエージェント、デジタルワーカー、APIなど、あらゆる種類の自動化業務を、必要に応じて人間の関与を組み込みながら、単一のプラットフォームで設計、調整、実行、管理できる。 - 組み込まれたガバナンス:セキュリティ、監査性、コンプライアンスがワークフローレベルで組み込まれている。これにより、組織はコンプライアンスを維持しつつ、AIを迅速に導入できる。 - ハイブリッドな自動化アプローチ:既存のRPAおよびBPMへの投資を補完し、制御が不可欠な場面ではルールベースの自動化を維持しつつ、AIエージェントを導入できる。 - 既存の基盤を活かす:既存のBlue Prismプラットフォームと連携するように設計されており、既存の技術インフラを乱すことなくイノベーションを促進する。 - 再利用性:ワークフローとAIエージェントはモジュール式で再利用可能に設計されており、自動化までの時間を短縮し、企業全体での拡張性を高める。 IDCのAgentic Automation & AI Technologyリサーチ担当バイスプレジデント、ニール・ウォード=ダットン氏は、「世界中の企業がAIエージェントの導入を積極的に進めており、今後1年で本番環境に導入されるAIエージェントの種類は約2倍になると予想されます。AI投資から価値を引き出すため、企業はオーケストレーションとガバナンスツールの統合に注力しており、これを可能にするプラットフォームは莫大な価値を生み出すでしょう」と述べている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:SS&C Technologies Holdings, Inc. / IDC
  • 製品・サービス:SS&C Blue Prism WorkHQ / SS&C AI Gateway