世界最大級の高級時計オンラインマーケットプレイスChrono24(本社: ドイツ・カールスルーエ、CEO: ホセ・ガステル)は、スウォッチ×オーデマ ピゲのコラボレーションモデル「Royal Pop」発売から2週間経過時点での相場や需給バランスなどに関する自社データを公開しました。

スウォッチとオーデマ ピゲのコラボレーションモデル「Royal Pop」の発売から2週間が経過し、発売直後のプレミアム感は徐々に低下しつつあります。Chrono24のデータによると、平均のリセール価格は発売直後の約1440ユーロ(約27万円)から下落し、定価385〜400ユーロ(57,200円61,600円)に対し、現在では大半が1000ユーロ(約18万円)を下回っています。

「最も高値で取引されたのは、需要がピークに達した最初の週末でした。プレミアム感こそ薄れてしまいましたが、現在も定価を上回る価格で取引されています。リセール目的ではなく、実際に手に入れて時計を楽しみたいと思う人にとって、納得できる水準と言えるでしょう。」――Chrono24ブランドエンゲージメント部門責任者、バラシュ・フェレンツィ

ピークを超えて落ち着きつつある需要。しかし、これまで以上の関心度 発売以来、購入希望の問い合わせ件数は落ち着きつつあります。1日あたりの問い合わせ件数は、2022年3月のムーンスウォッチの発売時に記録した最高値の2.9倍に達しました。2週間後には、約1.4倍まで低下しています。発売時の熱狂は落ち着きましたが、Royal Popへの関心は依然として高く、これまでのどのスウォッチコラボレーションも到達しなかったレベルに達しています。

2週間が経過した現在、新規出品数は減少? Royal Popの発売週、価格は限られた供給量に対する高い需要から急激な高騰を記録しました。しかし、需要が落ち着くにつれ価格も下がり、新規出品数も並行して減少しています。発売直後の数日間、Royal Popはムーンスウォッチが2022年に記録した出品ペースのほぼ2倍の速さで出品されました。2週間が経過した現在、その量は発売時のピークから80%以上減少しています。

これまでと同様のパターン ― リセール目的での出品が一巡 これまでのスウォッチコラボレーションはどれも似たようなパターンを繰り返してきました。発売時の急騰を経て、数週間の間に供給量が追いつき、最初のリセール目的での出品が一巡することで落ち着く―― Royal Popも同じ道を辿っています。人気カラーについては、発売直後に最も問い合わせ件数が多かったモノクロカラーの「OCHO NEGRO」が、変わらず購入問い合わせ件数、成約数ともに最も高い数字を記録しています。

また、もうひとつ2022年と同様のパターンが見られています。多くのバリエーションで価格が一定水準へ下がったのに対し、ブルーのLAN BAは現在も約1600ユーロ(約30万円)で取引されています。ムーンスウォッチでも同じように、発売後Mission to Neptuneだけが高値を維持しました。

時計市場で増えつつあるカラフルな時計 8パターンのカラー展開が特徴のRoyal Pop。時計市場ではここ数年鮮やかなカラーがトレンドになりつつあります。2018年、Chrono24で販売された時計のおよそ6本に1本はカラー文字盤を持つモデルでした。現在その割合は4本に1本となっており、過去5年間で約16%上昇しています。ブルーは中でも群を抜いて人気ですが、グリーンとピンクが2018年以降で数倍の伸びを見せています。

このトレンドが最も顕著に見られるのが、ハイエンドセグメントとエントリーレベルのカテゴリーです。エントリーレベルでは、Royal Popをはじめ、セイコー プレザージュ、オリス アクイス、ドクサ サブといった人気モデルで鮮やかなカラーの文字盤を持つモデルが多数見られています。カラー文字盤のトレンドは、ハイエンドセグメントでも同様に確立されており、パテック フィリップ ノーチラスやヴァシュロン・コンスタンタン オーヴァーシーズといったアイコンモデルに見られています。

また6月2日には、オーデマ ピゲから6種類のカラフルなロイヤル オーク オフショア クロノグラフが発表されました。ターコイズブルー、イエロー、オレンジ、ピンクという夏らしいフレッシュなカラーが特徴です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:Chrono24 / スウォッチ / オーデマ ピゲ
  • 製品・サービス:Royal Pop / ムーンスウォッチ