駆け付けるトイレ、備え置くトイレ

「トイレ環境の悪化は、生命に関わる問題」

主要指標 — KEY FIGURES

1台
市所有トイレカー1台を導入
11箇所
市内11箇所の整備完了

過去の大規模災害では、水洗トイレが使えなくなり、衛生環境の悪化が深刻な問題となりました。トイレに行かなくてもいいように、水分摂取を控え脱水症状になったり、排泄を我慢したことで、体調を崩してしまうことがあります。被災者支援において、避難生活のトイレの対策は、これまで以上に重視すべき課題です。

北九州市では実践的な解決策として、機動性の高い「トイレカー」の導入と、災害用「マンホールトイレ」の整備を推進しています。

迅速に駆けつける「トイレカー」

(経緯)

令和8年2月 (株)BBWILLと「災害時におけるトイレカーの供給協力に関する協定」を締結

令和8年3月 災害時トイレ対策として市所有トイレカー1台を導入

(特徴)

中央の壁で完全に仕切られて2つの独立した個室

各個室に、水洗の洋式トイレと手洗い場を1基ずつ設置

車両左右のドアから出入りする構造

機動力の高さ

【左側面】【右側面】

【出入口】【手洗い場】【洋式便器】

(デザイン)

図版車両の外装デザインは、市民の皆様から応募のあった写真を採用

→北九州市の豊かな自然を象徴する風景を纏うことで、災害時においても被災者に寄り添う車両となることを目指しています。

(活動状況)

令和8年6月 お披露目(曽根東小学校の行事)

〇利用者の声

「使いやすかった」

「きれいだった」   など

令和8年8月 令和8年熊本地震 熊本県八代市へ派遣

停電・断水時も使用できる「マンホールトイレ」

(経緯)

平成27年度 広域避難地を対象に整備開始

(一社)北九州市建設業協会と運用に関する覚書を締結

現在(令和8年9月) 市内11箇所の整備完了

(特徴)

水洗トイレに近い環境で、下水道管に直接流すことで、臭気が少ない

入口に段差がなく洋式便器が標準仕様

トイレ空間が広いタイプもあり、車いす利用者・子ども連れの方も安心

マンホールトイレは非常用であり、日ごろは地上に「マンホールのふた」しか設置されていないため、トイレとしての設備のイメージがしにくく、初めて使用する際に抵抗を感じる方もいます。

そのため、イベント等で実際に使用していただく機会を設け、より身近に感じてもらえるよう理解促進を図っています。

あわせて、整備個所への看板設置を進め、日常的な周知にも取り組んでいます。

【実地訓練の様子】【イベントでの設置状況】  【看板のデザイン】

そのほかにも、携帯トイレや簡易トイレ、車椅子でも利用できるトイレなど、様々な避難の状況にも応えられるよう多様なトイレを確保し、「トイレのがまん」を減らせるように取り組んでいます。

引き続き、北九州市で災害が起こった際でも、安全・安心で快適なトイレ環境の確保を目指します。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:災害対策