8,000年前の縄文人の暮らしに触れながら、未来の東名遺跡の活用を考える――。佐賀市は5月15日、国史跡指定10周年を迎えた東名遺跡で、佐賀大学の学生と連携した現地活動とワークショップを実施しました。現地見学や意見交換を通じて、令和10年度に開館予定の新施設の活用について、若者ならではの視点からアイデアを出し合いました。
8,000年前の暮らしに触れ、未来を考える一日 佐賀市と佐賀大学は、国史跡指定10周年を迎えた東名遺跡の活用に向けた取組として、現地見学とワークショップを実施しました。参加した学生たちは、東名縄文館で遺跡の価値や歴史について学んだ後、実際に史跡地を見学。教科書では学べない縄文時代のリアルな暮らしや、佐賀の歴史の奥深さに触れました。
日本の歴史を書き替えた「東名遺跡」 東名遺跡は、約8,000年前の縄文時代早期の集落遺跡です。国内最古・最大級の湿地性貝塚として知られ、通常の遺跡では残りにくい植物や動物の痕跡が数多く発見されています。また、有明海の干潟と人との関わりを示す最古級の遺跡として、佐賀ならではの歴史文化の原点ともいえる存在です。国史跡指定から10年を迎えた今も、新たな魅力の発信と保存活用が進められています。
学生たちが描く、新施設の未来 東名遺跡では現在、令和10年度の供用開始を目指し、新たなガイダンス施設の整備が進められています。ワークショップでは、「どんな場所なら人が集まりたくなるか」「若い世代が訪れたくなる仕掛けは何か」などをテーマに意見交換を実施。学生たちは自由な発想でアイデアを出し合い、東名遺跡の新たな可能性を探りました。歴史を学ぶ場所にとどまらず、人と人がつながる場所としての未来像について活発な議論が行われました。
歴史好きだけではない、誰もが集う場所へ 佐賀市では、東名遺跡を「過去を学ぶ場所」だけでなく、現代の暮らしや価値観を見つめ直す場所として位置付けています。新施設では、歴史ファンだけでなく、家族連れや学生、地域の人々など、多くの人が気軽に訪れ、楽しめる空間づくりを目指しています。今回寄せられた学生たちのアイデアも、今後の施設づくりや活用の検討に活かされていきます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 製品・サービス:東名遺跡ガイダンス・埋蔵文化財センター