力晶積成電子製造(PSMC)は本日、株主総会を開催し、朱憲国氏が銅鑼工場をマイクロン(Micron)に売却する件について特に説明を行った。同氏は、マイクロンは当初工場建屋のみの買収を提案していたが、建屋のみの売却では大きな貢献がないとPSMCが判断し、事業とセットで売却することで経営体質の改善に相乗効果をもたらすよう求めたと述べた。

朱憲国氏によると、銅鑼工場のマイクロンへの所有権移転は3月中旬に順調に完了し、売却代金13億6,000万米ドルは3月に入金された。工場の引き継ぎは予定通り進められており、残りの4億4,000万米ドルは来年末までに全額支払われる予定である。

朱憲国氏は、銅鑼工場の設備と人員は人員削減や事業中断を行うことなく、順次大新竹工場へ移管され、大新竹工場の老朽化した設備や低粗利製品を淘汰すると述べた。さらに、PSMCはマイクロンの高帯域幅メモリ(HBM)の後工程ウェハー製造(PWF)のファウンドリ構築と支援を開始しており、マイクロンはPSMCをHBMの先進パッケージングのサプライチェーンに組み込む予定である。

朱憲国氏は、銅鑼工場のマイクロンへの売却はPSMCに3つの大きなメリットをもたらすと述べた。これには財務構造の改善、マイクロンからの前払い金の受け取り、マイクロンのHBMサプライチェーンへの参入が含まれる。また、マイクロンはPSMCのダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)プロセスの技術向上を支援し、PSMCが台湾の同業他社と競争できる水準に早期に到達できるようにする。

PSMCの謝再居副会長は、台湾は毎年韓国から250億米ドル相当のHBMを輸入しているが、マイクロンが台湾でのHBM生産能力を拡大することで、将来の台湾のAIサーバー生産における韓国への依存を減らすことができると述べた。

PSMCによると、銅鑼工場の取引により推定567億台湾元の資金が入金される見込みであり、今年は銀行借入金440億台湾元を返済する予定である。これにより、銀行借入金は700億台湾元超から年末には267億台湾元へと減少する。

HBMの後工程ウェハー製造ファウンドリおよびDRAM技術向上の需要に対応するため、PSMCは海外預託証券の発行を通じた現金増資(普通株式の発行)を実施する予定であり、上限は4億2000万株であると明らかにした。さらに、PSMCは銀行債務の再編を行う予定である。(編集:林家嫻)1150410

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  • 出典:中央社 CNA
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