ウガンダ政府は27日、エボラウイルスの拡散を防ぐため、隣国コンゴ民主共和国との国境を即日から封鎖すると発表した。WHOのテドロス事務局長は同日、防疫を容易にするため、コンゴ東部の交戦勢力に対し即時停戦を呼びかけた。ロイター通信によると、ウガンダの保健当局高官は記者会見で、国境は4週間封鎖されるが、エボラ対応チーム、人道・安全活動、食料輸送、貨物輸送は対象外となると述べた。また、コンゴからウガンダへの入国が許可された者は、21日間の強制的な自己隔離が必要となる。ウガンダ政府は先週、ウイルスが国境を越えて伝播するのを防ぐため、コンゴとの公共交通機関の運行停止を含む一連の初期措置を発表していた。今回の流行の中心地はコンゴのイトゥリ州で、ウガンダではすでに7人の感染と1人の死亡が報告されている。WHOは、今回の希少なブンディブギョ型エボラ出血熱の流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に指定している。現在までに、コンゴ東部では900人以上の疑い例と200人以上の死亡疑い例が報告されている。これらの症例は、反政府勢力「3月23日運動(M23)」が支配する北キヴ州や、「コンゴ川同盟」が支配する南キヴ州など3州に分布している。テドロス氏は、戦闘が続いていることで多くの住民が避難を余儀なくされ、混雑したキャンプ内で感染が拡大していると指摘した。同氏はSNS「X」に「爆弾が降り注ぐ中では、地域社会との信頼関係を築くことも、患者を隔離することもできない。我々はすべての交戦勢力に対し、今回の流行を食い止めるために即時停戦に合意するよう強く求める」と投稿した。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:International News