中央通信社の辜泳秝記者(ストックホルム)によると、台湾のアーティスト李紫彤がスウェーデンでの滞在制作を終え、フィンランドでワークショップを開催する。彼女は個展「中陰における慈悲と復讐」を通じ、戦争やMeToo運動の生存者が直面する「肉体的不公正」について探求している。李氏は4月10日から5月24日までスウェーデンのショヴデ美術館に滞在し、暴力に対する現代人の状態を問うワークショップを行った。彼女は、無人機による攻撃や加薩(ガザ)の状況など、暴力が「精巧」かつ「遠隔」になっていると指摘する。また、MeToo運動の生存者が司法手続きの中で直面する苦痛を「肉体的不公正」と定義し、藏伝仏教の「中陰(バルド)」という概念を借りて、被害と生存の間で漂う人々の状況を表現した。李氏は今後、フィンランドのM-CultとSoluの招待を受け、ヘルシンキで講演とワークショップを行う予定である。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:culture_news
- 関連組織:M-Cult / Solu