中央社記者林巧璉氏の高雄発報道によると、高雄市内の小学校で発生した教師の転落死事件が波紋を広げている。高雄市教育局の呉立森局長は、ネット上に多くの情報が溢れているとし、教育局として一つ一つ記録・検証を行い、学校側と協力して全容解明に努めていると述べた。

高雄市議会では本日、教育局の追加予算案が審議された。民進党の邱俊憲議員は、ネット上での議論が過熱し「魔女狩り」のような状況になっていると指摘。情報の真偽が不明なまま、生徒の学年や母親の素性などが拡散されている現状を懸念し、教育局に対し教師団体との対話や改善策の提示を求めた。

呉局長は答弁で、事件後の対応として学校の安定化と真相解明を最優先にしていると説明した。学校の安定化については、衛生局と連携しカウンセリング資源を投入している。また、陳其邁市長らも教師組合と協議し、校事会議制度の改善や教師への相談支援強化について議論しているという。

国民党の邱于軒議員や白喬茵議員も、教師がいじめを受けていた可能性を指摘し、真相解明を強く求めた。白議員は、いじめ防止調査科の設置や、教師の権利を守るための濫訴対策を提案した。

全国教師会は本日台北で記者会見を開き、事実が解明されるまで未確認の非難やレッテル貼りを控えるよう呼びかける一方、高圧的なクラス運営や親とのコミュニケーションの困難さ、外部からの濫訴といった教育現場の長期的な課題を直視するよう求めた。教育部も専門チームを高雄に派遣し、関係者のケアにあたっている。

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  • 出典:中央社 CNA
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