中央社記者曾仁凱台北29日報道。人工知能(AI)がメモリやABF基板など多くの電子材料の不足と価格上昇を牽引する中、南亞は自ら電子材料事業を手掛けるだけでなく、子会社の南電と南亞科という「金の卵」を保有しており、両社に対する株式売却の動向が注目されている。

台塑企業(フォルモサ・プラスチックス・グループ)の総裁であり、南亞の会長を務める呉嘉昭氏は、本日の株主総会において、南亞科の業績は非常に好調であると述べた。南亞は今年3月初旬、南亞科の保有株の1%を売却する取締役会決議を公告したが、現時点では正式な売却は行われていない。

南電については、南亞は今年5月中旬に第2次株式売却計画を公告し、南電株1万9385枚を売却する予定である。呉氏は売却の主な理由として2点を挙げた。まず、南亞の南電に対する持分比率が高すぎる点である。第2次売却が完了しても、南亞の南電に対する持分比率は約61%と依然として高く、上場企業としては大株主の持分比率がこれほど高いケースは稀である。南亞は売却を通じて南電の市場流通株数を増やし、より多くの株主が経営成果を共有できるようにしたいと考えている。

次に、呉氏は南電が主にABF基板やBT基板を手掛けていることを説明した。技術が急速に進化する中で、その背景には南亞のCCL(銅張積層板)、銅箔、ガラスクロスなどの多様な材料供給が必要であり、それがあってこそ発展が促進される。今回の南電株の売却を通じて、南亞はより多くの資金を調達し、より高度な電子材料の開発を進め、逆に南電の技術発展を支えることができる。

電子材料以外でも、呉氏は南亞が多方向へのアップグレードと転換を続けており、現在は医療、半導体、電力の3大分野に注力していると強調した。

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  • 出典:中央社 CNA
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