高雄市後勁の住民らは約40年前、石油精製所の建設に反対する「反五軽運動」を組織した。11年前に中油の高雄製油所が閉鎖され、その跡地には現在、TSMC(台湾積体電路製造)の工場が進出している。当時運動に参加した関係者らは30日、音楽会を開催し、運動の先駆者たちに敬意を表し、当時の環境運動を振り返った。後勁社会福利基金会などは同日夜、楠梓区の鳳屏宮で「反五軽40周年記念音楽会」を開催した。会場には地元住民が集まり、農村武装青年や生祥楽隊らが演奏を行った。地球公民基金会によると、中油高雄工場はかつて台湾最大の汚染源だったが、住民の粘り強い活動により転換に成功した。跡地にはTSMCの先進プロセス工場が進出し、高雄市は生態緑廊を整備する計画だ。後勁廟産管理委員会の黄石龍主任委員は「煉油所の閉鎖は住民と環境団体の努力の成果だ」と語った。中山大学の邱花妹准教授は「運動の継続には団結が不可欠だった」と述べた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:culture