中央社台北30日電。滾石唱片(ロック・レコーズ)の創業者である段鍾沂氏が本日、政治大学の卒業式に招かれ講演を行った。同氏は、滾石が過去に出版した約3000枚のアルバムのうち、実際に利益を生んだのは約300枚に過ぎないと明かし、「転んでもなお前に進もうとする意志こそが、真の成熟である」と卒業生に語りかけた。

政治大学の卒業式では、午前の部にTSMC(台積電)元人事部長で同大教授の李瑞華氏が登壇。李氏は、放射線技師から企業幹部、そして教育者へと転身した自身の経験を振り返り、「人生で最も恐ろしいのは選択肢がないことではなく、選択することを恐れることだ」と述べ、好奇心を持ち続ける重要性を説いた。

午後の部に登壇した段氏は、自身の若き日の失敗談を披露。「失敗は悪いことではない。2000枚以上の失敗がなければ、300枚の成功はなかった」と強調した。また、AIが世界を変える時代だからこそ、「問いを立てる力、人間性を理解する力、価値を判断する力」が重要になると卒業生を激励した。

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