(中央社ハノイ31日)ベトナムのハノイ市は、かつてない規模とスピードでインフラの改造を進めている。都市の近代化を支持する声は多いものの、数十万人の住民が立ち退きを迫られる中、プロセスの透明性欠如や市価を下回る補償金が大きな議論を呼んでいる。住民からは「怒りはあるが声を上げられない」との声も聞かれる。ここ数ヶ月のハノイは巨大な建設現場のようだ。防潮施設、道路拡張、高層ビル建設などが同時に進められている。市中心部では、古いタウンハウスがブルドーザーで次々と解体されている。政府は「首都百年総合計画」に基づき、老朽化した集合住宅の建て替えや地下鉄建設などを推進している。2030年までに2万戸の老朽住宅を解体し、高層ビルへ建て替える予定だ。しかし、この強引な手法に不安を感じる住民も多い。報道によると、2045年までに人口を現在の2倍にするため、数十万人が移転を余儀なくされる可能性がある。ある住民は、市場価値の3分の1程度の補償金しか受け取れず、「都市再開発の犠牲者だ」と語った。今後20年2.5兆ドル以上の投資が見込まれる中、文化の保存や住民の生活保障が大きな課題となっている。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:urban_development