(中央社)今年の欧州の夏は早く到来し、各地で高温記録を更新している。しかし、欧州連合(EU)市民の対応は不十分だ。欧州環境庁(EEA)の調査によると、自宅に換気設備や空調システムを設置しているのはわずか32%だった。EEAの報告書「過熱と準備不足:欧州人と気候変動との共生経験」は、気候変動が健康や福祉に深刻な脅威をもたらしていると指摘する。調査では、約49%が日除けで、48%が屋根や壁の断熱で対応しているが、空調設置率は低い。設置しない理由として約38%が費用負担を挙げ、経済的に困難な層ではその割合が66%に達する。過去5年間で、自宅で過熱を感じた人は49.7%、職場や学校では46.8%、屋外では60.7%に上る。52%以上が極端な高温を懸念しており、特に女性や若年層、南欧・中東欧の住民の不安が強い。報告書は、健康と生産性を守るため、建築物の耐熱性を確保する必要性を強調している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:Environment/Health
- 原文内の日付:past 5 years