中央社台北1日電:NVIDIAは本日午前、GTC台北イベントを開催した。ジェンスン・フアンCEOの基調講演は盛況を極め、終了間際にはAI生成による短編動画と人型ロボットのアニメーションが上映された。動画には台北の夜市、クレーンゲーム店、台北駅の地下街、信義区の超高層ビルなどが登場し、世界の視聴者に台北の風景が届けられた。
講演の後半、フアン氏はNVIDIA Isaac GR00Tプラットフォームによるオープンな人型ロボットの参考設計を発表した。これはデータ収集からモデル評価、展開までのプロセスを網羅し、開発者の作業を加速させるものだ。動画では、工場や日常生活におけるロボットの多様な応用が描かれた。
特筆すべきは、講演の締めくくりに上映されたAI生成動画だ。オリジナルの英語のラップに乗せて、今回の講演の重要事項がまとめられた。主人公はNVIDIAの設計を基にしたロボットで、台北の街を自由に歩き回る様子が描かれている。
動画は夜市での買い物から始まり、AIエージェントが店主の野菜の整理や帳簿付けを手伝うなど、ロボットが市民生活に溶け込む未来を示した。フアン氏は「AIエージェントはハリウッドスターだけのものではない。一般の人々も自分のリビングで会社を立ち上げられる」と強調した。
動画では、AIエージェント向けVeraプロセッサ、BlueFieldネットワークプラットフォーム、量産開始されたVera Rubinサーバーなど、講演の主要技術も紹介された。また、台湾の夜市の活気やクレーンゲーム店、台北101などの象徴的な風景も盛り込まれ、台湾の要素が随所に散りばめられた。
さらにフアン氏は、Microsoftと提携した世界初の個人AIエージェント向けWindows PC「RTX Spark」プラットフォームも発表した。動画内では、このPCが台北の夜市に「舞い降りる」演出があり、「PC分野で40年ぶりの重大イベント」と強調された。これは、この重要な製品が台湾のサプライチェーンで製造されていることを示唆している。
動画の最後には、ロボットが台北の地下鉄や駅でダンスを披露し、信義区のビルから台北の盆地を一望する姿で締めくくられた。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:Corporate Announcement
- 関連組織:NVIDIA / Microsoft
- 原文内の日付:June 1