人工知能(AI)関連株の急騰が、米国とイランの交渉を巡る不確実性を相殺し、アジア株式市場はまちまちの動きとなった。しかし、日本と韓国の市場は好調で、日経225指数と韓国総合株価指数(KOSPI)は共に史上最高値を更新した。AFP通信によると、米イラン交渉の不透明感はあるものの、ハイテク株比率の高い市場が上昇し、投資家の楽観的な見方を支えた。イランの首席交渉官は、イランの権利が完全に保障されない限り、米国を信頼せず、いかなる合意にも署名しないと警告しており、双方の溝は深い。また、トランプ米大統領がより強硬な提案を返したとの報道もあり、交渉は複雑化している。アジア各地の市場では、チップメーカーやAI関連企業への需要が強く、ソウル市場は3.68%上昇し、8788.38ポイントで最高値を更新した。日経225指数も0.91%上昇し、66934.33ポイントで最高値を更新した。台北、香港、マニラ、ウェリントン、シンガポールの各市場も上昇した。一方、中国経済の先行きに対する慎重な見方から上海市場は下落し、シドニーやクアラルンプールも値を下げた。アナリストは、地政学的リスクにもかかわらず市場は底堅く、AI主導の投資サイクルが依然として支配的であると指摘している。

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  • 出典:中央社 CNA
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