中央社ジュネーブ2日電。スイスのジュネーブに本部を置く国連世界気象組織(WMO)は今日、6月から8月にかけて聖嬰現象(エルニーニョ現象)が発生する確率が8割に達し、極端な気象イベントのリスクが高まると発表した。聖嬰現象とは、クリスマス前後にペルー西岸の東太平洋で暖流が南下し、漁獲量が減る現象を指す。約2〜7年ごとに発生し、9〜12ヶ月続く。発生時は南米で豪雨、東南アジアやオーストラリアで干ばつが起きやすい。逆に海面温度が下がる現象は「反聖嬰現象(ラニーニャ)」と呼ばれる。WMOの最新の季報によると、11月までに聖嬰現象が発生する可能性は9割近くに達する。WMOのセレスト・サウロ事務局長は、干ばつや豪雨、熱波のリスクが高まるため、世界的な準備が必要だと指摘した。前回の聖嬰現象の影響で2023年は観測史上2番目に暑い年となり、2024年は産業革命前(1850-1900年)の平均気温より約1.55度高く、最も暑い年になると予測されている。
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- 出典:中央社 CNA
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