第27回「読売・吉野作造賞」の受賞者が発表され、東京大学東洋文化研究所の松田康博教授が「中国と台湾:危機と均衡の政治学」で受賞した。選考委員会は、同書が両岸関係の歴史的文脈を詳細に整理し、台海情勢の未来を展望した、学術的深みと現実的観察を兼ね備えた重要な著作であると評価した。60歳の松田氏は30年以上にわたり両岸関係を研究してきた。彼は、この本を書いた動機について「自分なりの両岸関係の理解と理論的枠組みを整理し、10年後も参考になる作品にしたかった」と語った。松田氏は昨年9月に台湾を訪問し、頼清徳総統と面会した際、直接この本を贈呈している。北岡伸一選考委員長は書評で、中国の統一目標と台湾の民主化の歴史を分析し、本書が台海情勢と東アジアの安全保障を理解する上で非常に有益であると称賛した。
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- 出典:中央社 CNA
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