中央社アテネ1日電。国連の海事機関の責任者は、米国とイランが現在停戦状態にあるものの、波斯湾に滞留している2万人の船員を撤退させるにはリスクが高すぎると述べました。国際海事機関(IMO)のアルセニオ・ドミンゲス事務局長は、5月31日にアテネで開催された海事展の開幕前にロイターのインタビューに応じ、「紛争の根本的な原因が解決され、交戦当事者がより有効な最終合意や停戦に達しない限り、いかなる行動も開始できない」と語りました。イランによるホルムズ海峡の通行制限により、現在約2万人の船員が波斯湾の船舶に滞留しています。ドミンゲス氏は「現在の状況下では、船員の安全が全く保障されていないため、撤退行動はリスクが高すぎる」と述べました。IMOの統計によると、2月28日の開戦以来、波斯湾では11人の船員が命を落としています。ドミンゲス氏は、IMOがここ数週間、船舶の撤退を支援するために安全な海上通路の確保を試みており、オマーンで関係者と協議を行っていると指摘しました。航運業者は、3ヶ月にわたる足止めを受け、早急な安全撤退策を求めています。海德瑪海事ホールディングスのパンカジ・カンナCEOは、「船員は家族との再会だけでなく、子供の誕生や親族の死、結婚式など人生の重要な瞬間を逃している」と述べました。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:international_conflict
  • 関連組織:Heidmar Maritime Holdings Corp