(中央社ベイルート2日総合外電)イスラエルとヒズボラの戦闘が続く中、レバノンとイスラエルの代表がワシントンで直接会談を行っている。米国のルビオ国務長官は、この武装組織が和平合意の唯一の障害であると述べた。
フランス通信(AFP)が報じたところによると、トランプ米大統領は前日、自らが仲介した合意を発表した。レバノン駐米大使館によると、この合意は当初、イスラエルによるベイルート攻撃の禁止と、ヒズボラによるイスラエル領土への攻撃禁止を対象とし、その後段階的に範囲を拡大する。
ヒズボラが3月2日にイランを支援するためにイスラエルを攻撃し、レバノンをより広範な中東戦争に巻き込んで以来、イスラエルはヒズボラとの戦闘を続けている。
双方ともトランプ氏が提案した合意を公には受け入れておらず、ヒズボラの高官マフムード・クマティ氏は書面声明で、ヒズボラは「部分的な停戦を受け入れない」と述べた。
レバノンの国営通信(National News Agency)によると、イスラエルは本日、南部の約30か所を空爆し、その一部で死傷者が出た。
ヒズボラは、占領下のレバノン南部でイスラエル軍を攻撃したと述べたが、イスラエル領土への攻撃は認めていない。
イスラエル軍は、レバノン領内から発射された2発の飛翔体を迎撃に成功したと発表した。
こうした中、イスラエルとレバノンの外交官はワシントンで第4回目の直接交渉を開始している。
ルビオ国務長官は米国上院外交委員会の公聴会で、「イスラエルとレバノンは明日にも和平合意に達することができる」と述べた。
同氏はさらに、「イスラエルはレバノンに対して領土主張をしていない。ヒズボラこそが障害である」と付け加えた。
米国務省報道官のトミー・ピゴット氏はソーシャルメディアXで、初日の交渉終了後、双方が「政治・安全保障問題で進展を続けている」と述べた。次回会談は明日開催される予定。
レバノンのナワフ・サラーム首相は、ヒズボラが強く反対しているものの、レバノンにとってこの会談は「最も犠牲の少ない選択肢」であると述べた。(編集:劉文瑜)1150603
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