(中央社記者 王寶児 台北3日電)台北市立美術館(北美館)は3日、第59回ヴェネツィア国際美術ビエンナーレの芸術監督を務めた著名キュレーター、セシリア・アレマーニ(Cecilia Alemani)氏が、2027年の台北ビエンナーレのキュレーターに就任すると発表した。これはアレマーニ氏にとって初のアジアでのキュレーションプロジェクトとなる。

アレマーニ氏は同日、台北市立美術館を通じて「台北ビエンナーレは現代アートの言説形成において卓越した歴史を持つ。アジア初のキュレーションプロジェクトとしてこの機会を得たことに興奮し、同時に謙虚な気持ちでいる」とコメントした。

また、アレマーニ氏は「現在の世界情勢において、台北ビエンナーレのようなプラットフォームは、創造的思弁と文化的回復力の重要な空間として、歴史の重要な瞬間において芸術が対話と議論を促進する力を思い出させてくれる」と述べた。

アレマーニ氏はこれまでに、第57回ヴェネツィア国際美術ビエンナーレのイタリア館キュレーター、初回「アート・バーゼル・シティーズ:ブエノスアイレス」(Art Basel Cities: Buenos Aires)の芸術監督を歴任。2022年には第59回ヴェネツィア国際美術ビエンナーレの芸術監督を務め、テーマ展には80万人以上の来場者を集めた。

北美館の駱麗真館長は「台北ビエンナーレは長年にわたり、世界のアートの潮流とアジア独自の歴史・文化が交差する重要なプラットフォームです。セシリア・アレマーニ氏のキュレーターとしての視点が、都市の独自の文化的文脈に応えつつ、地元の観客が世界の現代アートの重要な議題と深い対話を行うことを可能にする、深い感染力を持つ展覧会の枠組みをもたらすと信じています」と述べた。(編集:張雅浄)1150603

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