(中央社 潘智義記者 台北3日電)米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5.87%上昇したことを受け、TSMC(台湾積体電路製造)は本日45元上昇し、終値2425元の新高値を更新。これにより台湾加権指数は取引時間中に46552.16ポイントを付け、終値は46459.16ポイントと、ともに史上最高値を更新した。アナリストは、台北国際コンピューター展(COMPUTEX)終了後の来週は、米消費者物価指数(CPI)などのマクロ経済指標に注目する必要があると述べた。
台湾加権指数の終値は46459.16ポイント、前日比901.85ポイント高、上昇率1.98%。売買代金は新台湾ドル1兆4508億7700万元。台湾株は4日続伸し、累計上昇幅は2822ポイントに達した。電子株は1.76%高、電力関連の機電・電纜指数はそれぞれ6.24%と6.1%の大幅高、金融株は4.29%高、紡績株は4.1%高となった。
TSMCは本日45元上昇し、終値2425元の新高値、上昇率1.89%。デルタ電子(台達電)は2455元、95元高、上昇率4.03%。鴻海(ホンハイ)は2.49%高、聯發科(メディアテック)は0.44%高、大立光(ラーガン・プレシジョン)は3.5%超の上昇となった。
シリコンフォトニクス関連株は比較的強く、聯亞(ランドマーク・オプトエレクトロニクス)、波若威(ブライト・フォトニクス)、上詮(フィブラコム)、光聖(イーグル・オプティック・マニュファクチャリング)、訊芯-KY(シャンシン・テクノロジーズ)、光環(トゥルーライト)がストップ高。華星光(ルクセンテラ)は1.11%高、聯鈞(エバーライト・エレクトロニクス)は朝方にストップ高の602元まで上昇したが、その後値を下げ、終値は前日比変わらずとなった。
金融持ち株株は最近、機関投資家の積極的な買いが入っており、本日は中信金(CTBCフィナンシャル)、凱基金(KGIフィナンシャル)がストップ高の70.5元、25.7元。華南金(ファナン・フィナンシャル)は6.9%高、第一金(ファースト・フィナンシャル)は3.02%高、国泰金(キャセイ・フィナンシャル)は2.91%高となった。
兆豊国際投顧の黄国偉副総経理は電話取材に対し、フィラデルフィア半導体株指数が5%超上昇したことで台湾株も連動し、TSMCの上昇基調は明確だと述べた。台湾株は最近、AI電子株から非AI電子株、さらに非電子株へとローテーションしており、この過程から見ると市場構造は健全だが、主流の電子株から非主流株への出遅れ買い(キャッチアップ)は、相場の一巡を示唆する可能性もあると指摘した。
黄氏は、台北国際コンピューター展の好材料は今週に集中しており、来週は米消費者物価指数(CPI)を含むマクロ経済指標や、世界の中央銀行の動向、特に日本銀行が利上げを行うかどうかに注目すべきだと述べた。円高が進めば、世界の資金フローに影響を与える可能性がある。(編集:張良知)1150603
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:產業