(中央社記者 黄麗芸 台北3日電)薬物取引事件で指名手配中の林容疑者は、他人名義で部屋を借りて捜査を逃れ、複数の場所にゾンビ煙弾の密造拠点を設置して利益を得ていた。刑事局は薬物使用者を確保した後、供給元を追跡し、5月に桃園市亀山区で林容疑者ら3人を逮捕し、大量の薬物を押収した。
警政署刑事局は午後、記者会見を開き、捜査第九大隊第1隊長の陳烱昭氏は、昨年末に范姓女性がインターネットで第二級薬物エトミデートを販売していた事件を捜査中、自宅を捜索し、薬物入りコーヒー、エトミデート煙弾、煙油などを押収し、さらに上流の薬物供給者である李容疑者を現行犯逮捕したと述べた。
専門チームの追跡調査により、范容疑者と李容疑者の薬物供給元は、通称「Boss」と呼ばれる40歳近い林容疑者であることが判明。林容疑者は薬物取引事件で出頭せず、2年前に士林地方法院から指名手配されていた。
林容疑者は捜査を逃れるため、2ヶ月ごとに潜伏先を変え、頻繁に出荷を行い、部下に薬物原料や器具を運搬させ、桃園市大園区や新北市汐止区などで薬物取引を行っていた。
専門チームは時期が熟したと判断し、今年5月9日に桃園市亀山区で捜索を実施。大量のエトミデート原料と混合煙油(市場価格約250万元)、第三級薬物ハミュータブレット(市場価格約55万元)、多数の分装器具、現金を押収し、主犯の林容疑者と共犯者ら3人を逮捕した。
事件後、関係者は薬物危害防制条例に基づき桃園地検に送致された。
刑事局は、エトミデート(通称ゾンビ煙弾)が第二級薬物に指定され、吸引後に異常な震えや身体制御不能などの深刻な副作用を引き起こし、社会治安と国民の心身の健康に甚大な危害を及ぼすことから、「上流を追跡し、根底から断つ」という薬物対策戦略を継続し、薬物製造・販売組織を強力に取り締まるとしている。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件