(台北中央社)台湾ドラマ「国際橋牌社」のプロデューサー、汪怡昕氏は、張延廷氏ら6名の退役将官の言動に不満を抱き、今年1月、フェイスブックに張氏らを「ゴミ」などと投稿し、公然侮辱の罪で告訴された。台北地検は3日、汪氏を不起訴処分とした。 汪氏は今年1月4日、フェイスブックに張氏ら6名の退将を名指しし、「これらの退役後、番組に出演し始めた国軍の職業軍人は、当初は発言も慎重で専門的だったが、時間が経つにつれ、政治的立場やメディアの注目、出演料、特定の人物による買収などの理由から、発言内容が徐々に『おかしくなった』」と投稿。 また、「多くの退将は現役時代、昇進を願って従順だったが、退役すると突然、大砲のように激しい発言をするようになり、全軍の良心と化す。彼らはただの『人間』であり、退役軍人の外見を借りて私利私欲を追求する者に過ぎない」と述べた。 汪氏は「どのようにして飯の種を変えようと構わないが、かつて軍人として国家に忠誠を誓ったことを忘れ、敵のために味方する者はゴミだ。このような者は国家に対してだけでなく、勤勉に国家に忠誠を尽くす大多数の軍人仲間に対しても申し訳ないことをしている」と主張した。 張氏は汪氏の発言に不満を持ち、台北市警察万華分局に告訴した。 検察は、汪氏の発言は張氏の過去の軍事問題に関する公開発言に対する主観的評論であり、張氏の名誉を傷つけることだけを目的としたものではないと指摘。たとえ発言が不適切であっても、張氏は過去に国軍の重要な公職を務め、ニュース番組でインタビューを受けるなど、軍政分野の公人であり、この分野の意見表明に対してはより高い許容範囲が求められるとした。 検察は、張氏は一般市民に比べ、メディアや自身の軍政分野での影響力を通じて汪氏の発言に反論できるため、汪氏の発言によって名誉が傷つけられたとは認められないとして、汪氏を不起訴処分とした。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:社會