(中央社ソウル3日総合外電)在韓米軍司令官のザビエル・ブラウンソン氏が先ごろ、韓国を「アジアの心臓に突き刺さる短剣」に例えた。北朝鮮は3日、この発言は中国包囲を目指すワシントンの戦略を反映したものだと痛烈に非難した。中国は先週、この発言を「敵意に満ち、越線している」と公に非難している。
AFP通信によると、米国が在韓米軍(USFK)の役割を拡大し、中国の地域的影響力に対抗する任務を担わせるのではないかとの憶測が高まる中、ブラウンソン氏はインタビューで上記の発言を行った。
現在、約2万8500人の米軍が韓国に展開し、核兵器を保有する北朝鮮への防衛を支援している。
国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、北朝鮮の非公式な海外スポークスマンと見なされ、日本に在住するアナリスト、キム・ミョンチョル氏の論評を掲載した。同氏は、ブラウンソン氏の発言は米国が「平和をかく乱する首謀者であり、世界最悪の戦争帝国」であることを示すものだと述べた。
キム氏は、この発言はワシントンが韓国を「中国包囲を目標とする地域戦略のための地政学的な重要な道具」として利用しようとする意図を反映していると述べた。
中国は数十年にわたり、北朝鮮の最大の貿易相手国であり、外交・経済の重要な支援者である。
韓国大統領府は週末、ブラウンソン氏の発言を認識しており、「関連する全ての議題について、あらゆるレベルのチャネルを通じてコミュニケーションを取っている」と述べた。
ニュース1やJTBCを含む韓国メディアは、ソウルがこの問題について米国に懸念を伝えたと報じている。
陸軍大将のブラウンソン氏はインタビューで、「(中国人が)中国東部の沿岸から外を見渡したとき、最初に目にするのは韓国であり、アジアの心臓に突き刺さる短剣だ」と述べた。
米陸軍戦争大学戦略研究所が発表したインタビューの逐語録によると、ブラウンソン氏は日本を中国の地域的野心に対抗する「盾」にも例えている。
中国のソウル大使館は先週、この発言を「越線しており」、「中国に対する敵意と攻撃に満ちている」と公に非難し、これらの発言がワシントンの承認を得ているのかどうかを問いただした。(編集:屈享平)1150603
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