(中央社記者 温貴香 台北3日電)国民党主席の鄭麗文氏がサンフランシスコでの講演で、中国共産党の習近平総書記と会談できなければ、自分はただの「陽春党主席」に過ぎないと述べた。民進党の呉崢報道官は3日、鄭氏の発言に驚きと遺憾を表明し、この発言は自らの政党と台湾の民主主義に対する自信の欠如を示しており、中国を頼みにする姿勢であり、台湾の実力と自主性を過小評価していると批判した。

鄭麗文氏は米国訪問中、サンフランシスコでの講演で「もし鄭・習会談がなければ、私はただの陽春の国民党主席に過ぎない。私は公職に就いておらず、国民党は野党であり、米国を訪問しても何も変えられない。私はおそらく全く重要ではない」と述べた。

呉崢氏は午後、メディアの取材に対し、国民党は台湾の国会第一党であり、政界で相当な影響力を持っていると指摘。「どうして自分の党主席が、自分自身で習近平に会えなければただの陽春党主席に過ぎないと感じるのか」と述べ、鄭氏が自分の職位と政党に自信を持っていないことに遺憾の意を示した。

呉氏はさらに、過去に国民党が政権を握り馬英九氏が総統だった時代、国民党は台湾が発展するためには中国に依存する必要があるという論述を好んで宣伝していたと指摘。「あたかも台湾は独立した存在ではありえず、中国に依存しなければ重要性を持てないかのようだ」と述べた。

同氏は、このような見方は台湾の実力を過小評価し、台湾への自信を欠いていると述べた。近年、台湾は中国に依存する必要なく、独立して自信を持って世界各国と交流しており、ビジネス、国際外交、スポーツ文化など様々な分野で世界の舞台で活躍していると強調した。

民進党にとって、台湾は台湾であり、中国の付属物である必要はない。特に台湾の民主政党は、どの政党であれ台湾社会の一部の民意を代表している。鄭氏は自らの政党、有権者、そして自身の仕事にもっと自信を持つべきだと述べた。

また、中国国台弁が海峡フォーラム大会を13日に福建省アモイで開催すると発表したことについて、呉氏は民進党は代表を派遣せず、全ての党員に対しても中国の統一戦線工作に協力せず、騙されないよう呼びかけていると述べた。(編集:謝佳珍)1150603

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  • 出典:中央社 CNA
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