(中央社テヘラン4日総合外電)イランの最高指導者は4日、中東戦争で米国とイスラエルが「決定的打撃」を受けた後、イラン国民の間に「分裂」の種をまこうとしていると批判した。
AFP通信によると、最高指導者モジタバ・ハメネイ師は書簡で、「悪意ある敵」が国民の間に「疑惑、絶望、恐怖、不信、分裂の種をまこうとしている」と述べた。
書簡は、「こうした悪意に対抗するため、各人は揺るぎない決意、洞察力、団結と結束を維持することで、彼らの陰謀を打ち砕かなければならない」と強調した。
この書簡は、イラン・イスラム革命の創始者、ルーホッラー・ホメイニ師の没後37周年記念式典において、導師によってその霊廟で読み上げられた。
1979年のイラン・イスラム革命は、米国の支援を受けた国王モハンマド・レザー・パフラヴィーを打倒し、パフラヴィー朝の支配を終わらせた。
初代最高指導者ホメイニ師が1989年に死去した後、アリー・ハメネイ師が後任の最高指導者となり、今年2月28日に米国とイスラエルの合同攻撃で死亡するまでその地位にあった。
米国とイランは4月8日に停戦に合意し、その後和平交渉を開始したが、これまでのところ合意には至っていない。
1989年以来、毎年6月4日、ハメネイ師は記念式典で演説を行ってきた。今年の式典のライブ配信映像には、彼の肖像画が置かれた空の椅子が映っていた。
モジタバ・ハメネイ師は今年3月に最高指導者に選出されて以降、公の場に姿を見せておらず、書面での声明のみを通じてイラン国民に語りかけている。
ライブ配信映像によると、テヘラン南部の霊廟内には、モジタバ・ハメネイ師と先代2人の最高指導者の肖像画が展示されていた。
参列者はイラン国旗と、イランが支援するレバノンの政治・軍事組織ヒズボラの旗を掲げた。(編集:劉淑琴)1150604
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- 出典:中央社 CNA
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