(中央社記者 曾仁凱 台北4日電)中東の緊張情勢が再び高まり、原油価格が反発した。3日の米国主要株価指数が歴史的高値から反落したことを受け、台湾株式市場は4日、4営業日連続で最高値を更新した後、高値から反落。終値の集中市場指数は781.70ポイント下落し、当日の最安値となる4万5677.46で取引を終えた。出来高は約1兆2388億台湾ドル。

TSMCはこの日株主総会を開催し、魏哲家会長は「TSMCは今後数年間、非常に好調だ」と述べた。しかし、好材料は効かず、TSMCの終値は40元(1.65%)下落し、当日の最安値となる2385元で引けた。

聯発科(MediaTek)は寄り付き高から値を下げ、終値は115元(2.53%)安の4430元。台達電(Delta Electronics)は30元(1.22%)安の2425元。鴻海(Hon Hai)は16元(5.18%)安の293元となり、300元の大台を割り込んだ。

重電セクターはこの日逆行高となり、士電(Shihlin Electric)、亜力(Allis Electric)の株価はストップ高。華城(Fortune Electric)は引けにかけて値を消した。

凱基金(KGI Financial)はこの日1.7元(6.61%)高の27.4元と大幅上昇。華南金(Hua Nan Financial)、国泰金(Cathay Financial)の終値上昇率はともに2%を超えた。

群益投顧(Capital Investment)の研究部副総裁、曾炎裕氏は、最近の台北国際コンピュータ展(COMPUTEX)に牽引され、台湾株は大きく上昇し、乖離率は過去最高を記録したと分析。コンピュータ展が終了すれば、AI関連の材料はひと休みする可能性があると指摘した。また、台湾株は3月に下落した後、4月、5月と続伸して最高値を更新したが、6月に「端午節の変局」が起こるかどうか、注意が必要だと述べた。

曾氏は、資金は依然として市場にとどまり機会を探っており、本日の相場反落でAI株は休憩に入ったが、金融株が強含み、セクターの健全な循環が形成されていることは、台湾株の下支えになるとの見方を示した。(編集:張均懋)

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  • 出典:中央社 CNA
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