(中央社記者 李宗憲 バンコク4日専電)タイメディアは4日、消息筋の話として、タクシン・シナワット元首相が王室の恩赦により残りの刑期を免除され、完全に自由の身となった後、アラブ首長国連邦のドバイへ渡航する計画であると報じた。ドバイは同氏が海外亡命生活中の主な居住地だった。

タイメディア「101 World」は4日、タクシン氏に近い関係者の話として、同氏が王室の恩赦を受けた後、直ちにアラブ首長国連邦のドバイへ渡航する計画であると報じた。

報道によると、タクシン氏は関連する行政手続きが完了した後、自家用機でドバイへ向かう見込み。現在、当局は刑期の正式な終了を確認するための手続きを進めており、同氏に装着されている電子監視装置の解除も行われる。

今年76歳のタクシン氏は、2025年9月から汚職事件で1年の刑に服し、今年5月11日に仮釈放された。タイ国王は3日、王妃の誕生日を祝い、資格のある受刑者に恩赦を与え、タクシン氏も恩赦の対象となり、残りの刑期が免除され、正式に自由の身となった。

タクシン氏は2001年2月にタイ首相に就任。2006年9月19日、タイ軍がクーデターを起こし、当時ニューヨークで国連総会に出席中だったタクシン氏は解任され、軍が行政部門を掌握。タクシン氏は海外亡命中、主にドバイに滞在していた。

タクシン氏は2023年8月に亡命を終え、タイの地に再び足を踏み入れたが、直ちに汚職・権力乱用で8年の禁固刑を言い渡され、その後、健康状態の悪化を理由に警察病院に移送され服役した。数日後、タイ国王は刑期を1年に減刑した。

タクシン氏は2024年2月に仮釈放され、バンコクの自宅に戻り、実際に収監されることはほとんどなかった。タイ最高裁判所は2025年9月、刑罰が適切に執行されていないと判断し、タクシン氏に1年の収監を命じた。(編集:陳慧萍)1150604

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  • 出典:中央社 CNA
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