(台北中央社)台北地検は4日、41歳の李坤瑞被告が台北駅の1階ホールで陳姓の男性と3歳のフィリピン人女児を襲撃した事件について、刑法の傷害罪などで起訴し、法院に厳重な処罰を求めた。勾留中の李被告は台北地裁に移送され、裁判官の審理を経て勾留継続が決定された。起訴状によると、李被告は今年4月25日午後2時7分頃、台鉄台北駅1階ホールで理由もなく陳姓男性の腹部を蹴り、腫れを負わせた。同日午後2時24分頃には、同所で3歳のフィリピン人女児を手で殴打し、転倒した女児をさらに2回蹴った。女児は背部打撲と左顔面擦過傷を負い、母親に抱きかかえられたが、李被告はなおも攻撃を続けようとし、周囲の人が止めて立ち去った。その後、警察に逮捕され、検察官の請求により勾留が認められていた。検察官は、李被告の陳姓男性への行為は刑法の傷害罪に、女児への行為は児童及び少年福祉権益保障法と刑法の成人による児童への故意傷害罪にそれぞれ該当すると判断し、同日に起訴。法院に対し、両罪を併合して処罰するよう求めた。検察官は、李被告が人通りの多い台北駅1階ホールで無差別に人を襲い、旅行で訪れていた3歳のフィリピン人女児に心的外傷を与え、台湾のイメージを損なったとして、犯罪情状が重大であると指摘し、法院に厳罰を求めた。なお、警察は殺人未遂容疑で移送したが、検察官は、李被告が素手と足蹴りで攻撃したこと、女児の傷が背部打撲と左顔面擦過傷であること、現場の監視カメラ映像と病院の診断書から、殺意があったと断定するのは難しいと判断した。
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- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件