(中央社記者 楊啓芳 ソウル4日特派)韓国地方選挙で3日、ソウル14カ所の投票所で投票用紙が不足した問題が発生し、抗議する市民が徹夜で蠶室7洞第2投票所に詰めかけ、投票箱を運び出させないようにしたため、現在も開票が完了していない。市民の中には「韓国も台湾のように事前投票がない方式を採用してほしい」と長年願っていたと話す人もいた。

聯合ニュースによると、中央選挙管理委員会は3日、地方選挙中に発生した「投票用紙不足」事件について、公職選挙法で規定された選挙延期や再選挙の事由には該当しないと述べた。

選管は「現在進行中の開票作業を中断することはできない。関連投票所で投票を完了した有権者の意思を確認するため、投票箱は開票所に移送されるべきだ」と指摘した。

韓国地方選挙の投票時間は当初3日午前6時から午後6時までで、その後開票が行われ、出口調査の結果も通常通り発表された。しかし、ソウル14カ所の投票所で投票用紙が不足する問題が発生。松坡区12カ所、江南区と広津区各1カ所で、蠶室7洞第2投票所では午後10時まで投票が行われた。

韓国時間4日午前8時現在、蠶室7洞第2投票所の外には依然として大勢の抗議市民が集まり、「再選挙」「選挙無効」「選挙不正」などのスローガンを叫んでおり、投票所内の投票箱は開票所に運び出せていない。

抗議現場には多くの保守派支持者がおり、中央社記者は一時中国記者と誤認され、「中国人は出ていけ」と怒鳴られたが、身分を明かすと市民は謝罪した。50代のキムさんは中央社記者に「全面的な再投票を実施すべきだ。台湾には事前投票がないので、私たちは台湾の方式を採用したい」と語った。

韓国の若い女性の多くは与党の共に民主党を支持しているが、抗議デモに参加した20代の女子大生は中央社記者に「14カ所もの投票所で用紙が不足するなんて、あってはならないことだ。誰が勝っても再選挙すべきだ」と語った。国民の力の候補であるオ・セフン氏はすでに逆転したが、ソウル選挙区はまだ開票が完了していない。

一方、近隣住民が現場に現れ、抗議する市民と衝突する場面もあった。「選挙はもう終わった!」と叫ぶ住民に対し、抗議する市民は「まだ終わっていない!」と怒鳴り返した。(編集:韋樞)1150604

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  • 出典:中央社 CNA
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