米スポーツニュースサイト「ジ・アスレチック」は3日、国際サッカー連盟(FIFA)が土壇場で規定を変更し、ファンが再利用可能な水筒をワールドカップの試合会場に持ち込むことを禁止したと報じた。喉の渇いたファンは会場内でペットボトル入りの水を購入する必要がある。

先月までFIFAの公式スタジアム行動規範には、「疑義を避けるため、1リットル以下の透明な空の再利用可能なプラスチックボトルは持ち込み可能」と明記されていた。

しかし「ジ・アスレチック」によると、現在は規定が変更され、再利用可能な水筒の持ち込みが明確に禁止された。

更新された行動規範には「疑義を避けるため、再利用可能な水筒は会場に持ち込めない」と記載されている。

FIFA広報担当者はAFPへの声明で、この規定変更は安全上の理由に基づくと説明。一部のワールドカップ会場では元々、再利用可能な水筒の持ち込みが禁止されていたと述べた。

声明は「FIFAは全選手、審判、ファン、ボランティア、スタッフの健康と安全を守ることに尽力している…FIFAが水筒の持ち込みを禁止する決定を下したのは、選手や会場関係者へのリスクと傷害を防ぐためである」と述べている。

声明はさらに「安全上の理由から、一部の会場では元々外部からの水筒の持ち込みが禁止されていた。FIFAはこの規定を全試合会場に拡大した」と説明。会場内で販売されるペットボトル入り飲料水の価格は、各スタジアムの他のイベント時と同水準に維持されるとしている。

FIFAは、会場周辺にミスト散布ステーション、扇風機設備、給水所、冷却テントなどの設備を設置すると述べている。

専門家は、米国・カナダ・メキシコが共催する今大会期間中、屋外スタジアムの極端な高温によりファンが健康リスクに直面する可能性があると警告しているが、FIFAはこの新規定の実施を決定した。

気候科学団体「ワールド・ウェザー・アトリビューション」が先月発表した報告書は、今大会104試合のうち26試合が、気温、湿度、風速、日射などを総合的に評価する「湿球黒球温度(WBGT)」が26度を超える環境で行われると推定している。

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  • 出典:中央社 CNA
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