(中央社記者 張榮祥 台南5日電)聖クリストファー・ネイビス籍タンカー「宝瓶星(AQUARIUS)」は4日夜、高雄市弥陀区南西沖の海域で機関室に浸水が発生し、乗組員9名が救命いかだを準備して退船を試みた。台湾海巡署台南海巡隊が通報を受け急行し、全員を救助した。タンカーは交通部航港局の支援で安全な海域に曳航されている。

海巡署台南海巡隊は5日、中央社記者に対し、このタンカーは韓国仁川から出航したと説明した。台南海巡隊は4日午後9時58分に通報を受け、高雄弥陀南西沖の海域で機関室浸水が発生し、中国人1名、インドネシア人8名の計9名の乗組員が救助を待っていると連絡があった。

台南海巡隊は直ちに巡視艇を出動させ、悪天候の中を現場へ急行し、午後10時33分に通報海域に到着した。到着時、タンカーは船尾軸の破断により機関室に浸水しており、乗組員は救命いかだを準備して退船を試みていた。巡視艇は直ちにタンカーに横付けし、9名の乗組員を救助した。乗組員に外傷は見られず、まず台南市の隊部に連れ帰り、5日未明に高雄へ移送された。

台南海巡隊によると、現在タンカーは交通部航港局南部航務センターが手配した曳船により安全な海域へ曳航中である。船上のディーゼル燃料は約12~13トン、潤滑油は約200リットルで、エンジンの燃料バルブは閉鎖されている。海巡艇が監視を続けており、現時点で転覆の危険はない。(編集:黄名璽)1150605

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  • 出典:中央社 CNA
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