ロシアのプーチン大統領は5日、サンクトペテルブルクで開催された経済フォーラムで、ウクライナのゼレンスキー大統領との近期の会談を否定した。前日、ゼレンスキー大統領は両首脳による直接会談を呼びかけ、4年以上続く戦争を終結させようと提案していた。
フランス通信(AFP)によると、プーチン大統領は故郷サンクトペテルブルクでのフォーラムで、和平合意の条件が整うまではゼレンスキー氏との会談は「無意味」だと述べた。この発言に対し、ウクライナはロシア指導者が「弱腰」であり「再び戦争を選んだ」と批判した。
プーチン大統領は、全ての戦争目標が完全に達成されるまで、ロシア軍は軍事作戦を継続すると強調した。
ロシアはウクライナ東部のドンバス地域の掌握と、ウクライナに対する広範な政治的・軍事的制限を要求しているが、ウクライナとその同盟国はこれらの条件を事実上の降伏とみなし拒否している。
米国の仲介による和平交渉が行われているものの、両者の立場は依然として隔たりがある。
ゼレンスキー大統領は前日、異例の形でプーチン大統領に直接呼びかけ、「ウクライナは、あなたと私の直接の接触を通じてこの戦争を終わらせることを提案する。私は会談を提案する。この会談の具体的な日付を設定することを提案する」と述べていた。
しかし、プーチン大統領は5日、これを明確に拒否した。「会談の意義を見出せない。ウクライナにとって唯一意味があるのは、我が軍の前進を止めることだけだ。我々に必要なのは合意だ…専門家に先に作業させ、何らかの案をまとめた上で会おう」と述べた。
プーチン大統領の拒否を受け、ゼレンスキー大統領は「残念ながら、ロシア側は再び戦争を選んだ。本日の返答を誰もが聞いた。これは弱腰の返答だ。彼は戦争を終わらせたくないのだ」と述べた。
ゼレンスキー大統領の提案は、米国のトランプ大統領やフランスのマクロン大統領を含む複数の同盟国から支持を得ている。
ゼレンスキー大統領は7日、ロンドンでマクロン大統領、英国のスターマー首相、ドイツのメルツ首相と会談し、戦争終結への取り組みに新たな勢いをもたらすことを目指している。
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- 出典:中央社 CNA
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