(中央社ワシントン5日総合外電)新規株式公開(IPO)の申請書類によると、イーロン・マスク氏が設立した宇宙探査技術会社(SpaceX)は本日、Googleと大規模なクラウドコンピューティング契約を締結しました。契約によると、Googleは、大規模なAIチップクラスターの計算能力を利用するため、月額9億2000万ドル(約290億5000万円)を支払います。

AFP通信が報じたところによると、この取引は、SpaceXが6月12日に上場する前に財務状況を強化するのに役立ちます。

この契約は、約11万基のNvidiaグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)で構成されるコンピューティングインフラを対象としています。これらのGPUは、GoogleのGemini人工知能(AI)モデルを支える重要なハードウェアです。

書類によると、Googleは2026年10月から全額の月額料金の支払いを開始し、それ以前の構築・拡張期間中はより低い料金が適用されます。契約は2029年6月まで継続し、契約期間中のGoogleの支払総額は約300億ドルとなります。

この取引は、SpaceXが以前にAnthropicと結んだ協力モデルと類似しています。Anthropicは、テネシー州メンフィスにあるSpaceXのColossusデータセンターの計算リソースを、月額12億5000万ドルでリースしていました。

GoogleとAnthropicの2つの大型契約は、いずれもSpaceXの上場の数日前に確定しました。

今回のSpaceXのIPOは、史上最大規模の新規株式公開になると予想されており、同社の評価額は1兆8000億ドルに上ります。

この企業評価額は、スターリンク衛星ネットワーク事業の大幅な拡大、SpaceXロケットを利用したデータセンターの宇宙展開、火星への人類移住計画の推進など、マスク氏のビジョンに対する市場の信頼に大きく基づいています。(編集:徐睿承)1150606

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  • 出典:中央社 CNA
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