(ワシントン7日総合外電)米国のトランプ前大統領は、NBCの番組インタビューに応じた際、イラン戦争に関する鋭い質問や雷雨などの天候による妨害には耐えたものの、司会者が自身の選挙不正発言について問いただすと、怒りのあまり席を立った。

AFP通信によると、トランプ氏は席を立つ前に「ミート・ザ・プレス」の司会者クリステン・ウェルカー氏に対し、「あなたたちは偏向した、不誠実なテレビネットワークだ。申し訳ないが、ここまでにしよう。もうたくさんだ。ありがとう、楽しんでくれたまえ」と述べた。このインタビューは本日放送された。

トランプ氏は5日、ウィスコンシン州の農場で地元の農民に向けて演説を行い、その場でNBCのインタビューを受けた。激しい雨が屋根を叩きつける中、インタビューは天候や音声の問題で数回中断された。

インタビュー中、トランプ氏は一度「あれは風の音か何かか?」と尋ねた後、「あの音は聞こえるか?あの雷、稲妻、そして雨の音だ」と続けた。

ウェルカー氏が技術スタッフにインタビューを中断すべきか尋ねると、大統領は「いや、大丈夫だ。我々が農場にいることは皆分かっている」と答えた。

ウェルカー氏がイランや核兵器に関する問題を質問すると、トランプ氏は彼女を「大リベラル派、大進歩派だ」と批判。ウェルカー氏は「いいえ、私はただのジャーナリストです」と反論した。

話題が、バイデン前大統領の任期中に党派的要因で訴追されたとトランプ氏が考える被害者を、納税者の負担で補償するという彼の提案に及ぶと、現場の緊張感は高まった。

トランプ氏は、「この『武器化基金』がどうなるかは分からない。だが、その考えは気に入っている。なぜなら、あなたのような人々、偽善的で汚いメディア、不誠実なメディア、そして愚かなバイデンのような人々が…他人を破滅させるからだ。彼らは何も悪いことをしていない人々を刑務所に送る」と指摘した。

ウェルカー氏は「あなたの発言には何の証拠もありません」と述べた。

トランプ氏は2020年の大統領選挙が「操作された」という選挙不正説を再び持ち出し、先週のカリフォルニア州の予備選挙も同様だったと指摘した。

ウェルカー氏はトランプ氏に証拠の提出を求めた。

するとトランプ氏はウェルカー氏に対し、「君は不誠実か、さもなければ愚かだ」と言い放ち、カメラの前から歩き去った。ウェルカー氏が引き留めようとしたが、トランプ氏は怒って席を立った。

ウェルカー氏は本日視聴者に対し、昨日トランプ氏と前回のインタビューが天候に妨害されたことについて話し、彼が再度インタビューを受けることに同意したと伝えた。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件