(中央社記者 林行健 マニラ9日専電)フィリピン南部ミンダナオ島で8日、マグニチュード7.8の強い地震が発生し、重大な死傷者と財産の損失が生じた。駐フィリピン台北経済文化弁事処(駐フィリピン代表処)は9日、ソーシャルメディア上で賴清徳総統と外交部の見舞いと慰問の意を伝え、台湾は必要な支援を提供し、被災地の復興を支援する用意があると表明した。

地震の震源地はサランガニ州マアシム町の沖合で、震源の深さは33キロメートル。フィリピン災害リスク削減管理委員会(NDRRMC)が発表した最新の被害報告によると、これまでに36人が死亡、167人が負傷、4人が行方不明となっている。ただし、NDRRMCはこれらの数字はさらに確認が必要であると強調している。

中華民国(台湾)の駐フィリピン代表処は9日、ソーシャルメディア上で賴総統の心からの関心を伝え、台湾はフィリピン国民と共にあり、支援を提供する用意があり、被災地の一日も早い復旧と復興を願っていると述べた。

駐フィリピン代表処はまた、外交部の声明を転載し、強い地震による深刻な被害に対して哀悼の意を表し、遺族、負傷者、被災者への見舞いを述べるとともに、被災地の一日も早い正常化を願った。

台湾人の相互扶助の精神を示し、被災者が困難を乗り越えるのを支援するため、駐フィリピン代表処はフィリピンの関連部門と救援物資の寄贈について調整を行っている。

NDRRMCの被害報告によると、今朝までにこの強い地震により840回の余震が発生し、そのうち19回は有感地震で、最大の余震の規模は6.7だった。

報告によると、合計1万9529世帯約8万8000人が影響を受け、そのうち1万9600人以上が39か所の避難所に収容されている。

地震発生後、フィリピン火山地震研究所(Phivolcs)は一時的に津波警報を発令し、震源地近くの沿岸の小さな町キアンバで1.48メートルの津波を観測したが、警報は8日の午後に解除された。

さらに、地震により複数の土砂崩れやインフラの損壊も発生した。現在までに127のインフラが損傷し、推定損害額は約1500万ペソ(約768万円)に上る。12の町で一時的に停電が発生し、182の市町村で授業が中止された。

インターネット上で流れているいくつかの動画には、校舎が轟音とともに倒壊し、学校の先生が自分の体で驚いて泣いている小学生を守る様子が映し出されており、ネットユーザーの感動を呼んでいる。(編集:唐声揚)1150609

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  • 出典:中央社 CNA
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