(中央社記者 陳昱婷、黄麗芸 台北9日電)台北市政府が設置する都市冷却歩道日よけ傘をめぐり、民進党の台北市議員・簡舒培氏が、本来は居住正義を実現するための平均地権基金を流用したと批判した。台北市長・蔣萬安氏は、この支出は平均地権基金の使用用途に合致すると応じた。

簡舒培氏は8日、Facebookに投稿し、国民党の新北市長候補・李四川氏が台北市副市長在任中に計画した「都市冷却歩道日よけ傘計画」は、8基の設置に新台湾ドル4966万元(約2億3000万円)を要し、1基あたり約620万元(約2900万円)に相当し、さらに991万元(約4600万円)の設計費と監理費は含まれていないと指摘した。

同氏はさらに、この経費は居住正義を実現するための平均地権基金から捻出されたものであり、蔣萬安氏が市民を「カモ」にし、李四川氏は選挙に出馬して責任を放棄し、この高額な負の遺産を残したと非難した。

台北市都市発展局長・簡瑟芳氏は9日、台北市議会での質疑前に記者団の取材に応じ、信義計画区は市の区画整理方式で開発され、「台北市平均地権基金収支保管及び運用自治条例」に基づき、信義区の建設・維持に平均地権基金を使用することは適法性の問題はないと説明した。

蔣萬安氏はその後、記者団の取材に対し、都発局がこの支出は平均地権基金の使用用途に合致すると明確に説明したと述べた。

都発局は8日のニュースリリースで、日よけ傘1基の価格は146万元(約680万円)であり、照明デザイン、温湿度表示器を統合し、17級の強風に耐え、一定の地震に抵抗でき、使用年数は少なくとも20年であると説明。公共芸術性だけでなく、安全性も重視しており、値段相応の品質であるとしている。(編集:李錫璋)1150609

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  • 出典:中央社 CNA
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