(中央社記者 陳至中 台北9日電)教育部(教育省)は6月、高校の教師と生徒を国家人権博物館白色テロ緑島記念園区に招待し、十三中隊、オアシス山荘、新生訓導処、人権記念碑などの重要な歴史的場所を実地踏査させ、台湾の人権と移行期の正義の歴史について理解を深める機会を設けた。
教育部が本日発表したプレスリリースによると、6月から合計5回にわたり「緑島人権歴史踏査と教育普及」研修活動が実施され、高校の教師と生徒が緑島を訪れる。
教科書の文字による記述とは異なり、教師と生徒はガイドツアーと現地での解説を通じて、政治的被害者がかつて生活し、監禁されていた空間に自ら足を踏み入れる。歴史の現場で、権威主義的統治時代の人権侵害と、それが個人、家族、社会に与えた影響を体感し、記憶をより具体的で深いものにする。
活動では「ヒューマンライブラリー」も企画され、政治的被害者が自らのライフストーリーを分かち合う。彼らの実体験から権威主義統治時代の人権状況を理解し、現在の民主的で自由な環境の貴重さをさらに実感するとともに、台湾社会が民主化の過程で払った努力と代償を認識する。
教育部は、移行期の正義に関する教育の重要な意義は、歴史を認識するだけでなく、歴史的経験から学び、反省し、民主主義社会における人権保障の重要性を理解することにあると指摘している。(編集:張銘坤)1150609
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:事件