(中央社台北10日電)新華社の報道によると、中国交通運輸部が台湾島以東の海域で実施した「海上交通特別執法及び掃海行動」が本日終了した。5日間の期間中に4隻の船を派遣し、過去の船舶198隻を点検したと発表した。今回の中国公務船による行動は、日本とフィリピンの交渉を口実に、海警及び海事船が台湾東部海域に侵入したもので、海巡署は9日、事前に艦艇を配備し、全行程にわたって併航監視したと発表した。

日本とフィリピンは5月28日の首脳会談後、共同声明を発表し、排他的経済水域(EEZ)及び大陸棚の海洋境界交渉の開始を宣言。中国外務省はこれに反対し、台湾以東の海域における中国のEEZと大陸棚の権利を主張した。中国海警局は6月1日、岱山艦編隊を台湾以東の海域に派遣し「法執行巡視」を開始、その後も複数の船を派遣して台湾以東海域及び日本のEEZ海域に侵入した。

新華社の夕方の報道によると、6月6日から10日まで、中国交通運輸部が福建海事局、広東海事局、東海航海保障センター、東海救助局を組織し、「台湾島東部海域海上交通特別法執行及び掃海行動」を実施。海上巡航法執行を展開し、台湾島東部等重点海域を掃海した。

報道は「これは日本とフィリピンが一方的に台湾島以東の『海域画定交渉』の開始を宣言し、中国の領土主権と海洋権益を著しく侵害したことに対する必要な行動である」と主張している。

報道によると、中国は万トン級海事巡視船「海巡09」、台湾海峡大型巡航救助船「海巡06」、専門海道測量船「海巡08」、専門救助船「東海救113」の4隻を派遣。また「過去の船舶198隻を点検し、船舶の違反行為3隻を是正した」としている。

この中国の侵犯行動に対し、海巡署は9日、中国の公務船5隻が同日午前に台湾海域から遠ざかったと発表。期間中、航行中の商船3隻に対して管轄権を偽装した無線質問を行ったが、海巡艦艇は直ちに「中国は国際法に違反しており、嫌がらせに応じる必要はない」と厳正に応答した。

陸委会は3日、台湾は日本及びフィリピンと海事問題について継続的に協議する方針であり、中国が代わりに行う必要はないと強調した。(編集:楊昇儒/邱国強)1150610

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