アジア最大級の人工知能フォーラム「SuperAI」が10日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開幕した。OpenAI、Google DeepMind、マイクロソフト、AMD、Grabなど世界のハイテク企業の幹部や学者・専門家が集まり、AIの産業と社会への影響について意見交換を行った。

会場にはチェスロボットが設置され、来場者と対局できるようになっており、多くの来場者が足を止めて体験していた。イギリスから来たあるテクノロジー新興企業の創業者ティム氏は中央社に対し、「AI技術の進歩は驚くべき速さで、チェスの対局で高度な戦略的思考を示すだけでなく、人々の日常生活や様々な業界に徐々に溶け込みつつある」と語った。同氏は、AIは今後、業務効率の向上やイノベーション促進などでさらに大きな役割を果たすだろうと述べ、技術の発展に大きな期待を寄せた。

複数のハイテク企業関係者が出展する中、AIノートパソコンブランド「Plaud」の創業者、許高氏は講演で、テクノロジーの発展は「Type、Touch、Speech」の段階を経てきたと指摘。パソコン時代のキーボード入力、モバイル端末時代のタッチ操作から、現在のウェアラブル端末がもたらす音声対話へと進化し、AI技術の進歩により、ユーザーは直感的にニーズを表現できるようになり、テクノロジーはより自然なヒューマンマシンインタラクションへと向かっていると述べた。

シンガポール・フィンテック協会(Singapore FinTech Association)の取締役、劉佩欣氏は中央社の取材に対し、同協会は台湾フィンテック産業連盟(Taiwan FinTech Alliance)と交流を続けており、シンガポールは近年AI開発に大きく投資しており、関連政策のビジョンは現職の黄循財首相が推進し、徐々に完全なテクノロジー開発の青写真を構築していると述べた。

劉氏は、台湾とシンガポールはテクノロジーイノベーションとフィンテック分野でそれぞれ強みを持っており、将来的に協力と人材交流をさらに深め、より多くの発展の機会を創出できると述べた。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:事件
  • 関連組織:OpenAI / Google DeepMind / Grab