(中央社記者 蘇木春 台中10日電)施姓の男が薬物運転で彰化県警察局溪湖分局埔鹽分駐所長の陳國銘に衝突し負傷させた事件で、検察が彰化地裁に施男の勾留を請求したところ却下され、検察が抗告した結果、台中高分院は本日、原処分を取り消し、彰化地裁に差し戻す決定を下しました。
台湾高等法院台中分院は本日、先日の施姓の男による薬物運転と警察官負傷事件について、台湾彰化地方法院が検察官の勾留請求を却下したため、検察官が抗告し、同院が受理後、合議廷を開いて審理したと発表しました。
合議廷は、施男が薬物を施用して運転したこと、および執行中の警察官に負傷させたことを認め、また保有する薬物が簡易検査でエトミデート系およびメタンフェタミンに陽性反応を示し、自動車を移動させる過程で警察官の右足を轢いたことなど、関連する証拠資料で裏付けられると判断しました。合議廷は、被告に指名手配の前歴があり、原審が証拠資料から勾留原因を認定することは困難であるとした点には、さらに検討の余地があり、原決定に問題があるとして、10日付で原処分を取り消し、彰化地裁に差し戻しました。
彰化県警溪湖分局は4日、彰化埔鹽郷光明路二段で、乗用車を運転する施男を職務質問しようとしたところ、施男は自動車を袋小路に乗り入れて停車を拒否し、その後突然バックして警察官に衝突し逃走を図り、陳國銘所長が足に負傷しました。施男は逮捕後、薬物検査で陽性反応を示しました。
彰化地検の検察官は事情聴取後、施男が公務執行妨害罪、公共危険罪などを犯したと認定し、彰化地裁に勾留を請求しましたが却下され、検察は8日に抗告しました。(編集:張銘坤)1150610
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