(中央社ワシントン9日総合外電)米国防総省は、ピート・ヘグセス戦争長官(Pete Hegseth)が明日、キューバのグアンタナモ湾(Guantanamo Bay)にある米軍基地を訪問し、「駐留軍兵士と交流する」と発表した。

AP通信によると、国防総省は9日午後、短い声明でこの発表を行った。同時に、ワシントンはキューバ共産政権への圧力を強化しており、制裁や厳格な石油封鎖措置を課している。

トランプ大統領はキューバ共産政権の打倒を繰り返し表明しており、この動きを自身のホワイトハウス復帰を支援したキューバ系アメリカ人の強力な政治的支援と結び付けている。

国防総省によると、ヘグセス長官はグアンタナモに加え、米中央軍司令部(CENTCOM)本部があるフロリダ州タンパ(Tampa)も訪問する。中央軍司令部は中東地域での米軍の軍事作戦を指揮しており、最近ではイランに対する空爆と地域防衛任務も含まれる。

米国のラテンアメリカにおける軍事作戦を指揮する最高司令官は先月末、グアンタナモを訪問し、キューバ軍の指導者と会談した。

当時、米軍はこの会談を「作戦上の安全事項に関する短い意見交換」と説明していた。

また2週間前、米中央情報局(CIA)のジョン・ラトクリフ長官(John Ratcliffe)がキューバの首都ハバナ(Havana)を訪問し、キューバ当局者と会談している。

グアンタナモ湾の収容所は2001年の9.11同時多発テロ事件後に設置され、米海軍が管理している。主に米国が「対テロ戦争」の名目で逮捕した囚人が収容されており、虐待事件が伝えられ悪名高い。

トランプ政権は以前、この基地を移民送還の収容センターとして使用することも検討していた。(編集:劉文瑜)1150610

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:イベント
  • 原文内の日付:明日(記事公開日の翌日)